フォルクスワーゲン グループ ジャパンは25日、主力モデル「ゴルフ」に追加されたスポーツ・バージョン「ゴルフ GTI」を発売すると発表した。

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元祖"ホットハッチ"
 
ハッチバック車の実用性にスポーツカー並みの性能を合わせ持つクルマ、という意味を表す「ホットハッチ」という言葉が世に生まれる切っ掛けとなったのが、初代ゴルフの発売から2年後に追加されたゴルフ GTIの登場だ。ベースとなっているゴルフの実用的なパッケージングはそのままに、ハイパワーなエンジンとそれに見合う足回り・ブレーキを与えられた「GTI」は、今やそれだけで世界中のクルマ好きが認知する1つのブランドとなっている。



今回日本で発売されたゴルフ GTIは、もちろん2012年9月にドイツで発表された7代目ゴルフがベース。「MQB」と呼ばれるフォルクスワーゲンの新しいモジュラー・システムが採用された車体は、先に発売された標準モデルのゴルフと同様に先進的な数々の安全装備・機能装備を搭載しながら、先代ゴルフ GTIに比べ10kgほど軽量化されているという。フロント・グリルに入れられた赤いラインや、タータンチェック柄のスポーツ・シートは、初代GTIから受け継ぐ伝統だ。



最大トルクは35.7kgm!

フロントに搭載されるエンジンは「EA888型」と呼ばれる2.0リッター直列4気筒直噴ターボ。6代目GTIからのキャリーオーバーとなるが、直噴とポート噴射を併用するデュアルインジェクションの採用などにより最高出力は先代の210ps/5,300-6,200rpmから220ps/4,500-6,200rpmへ向上。さらに最大トルクの方は28.6kgm/1,700-5,200rpmから35.7kgm/1,500-4,400rpmに大きく増強されている。自然吸気エンジンに例えるなら排気量2.8リッターから3.5リッターに載せ替えたようなものだ。おまけに「ブルーモーション・テクノロジー」と称されるアイドリング停止機構やブレーキ・エネルギー回生システムの採用によって、燃費も先代が記録した13.0km/L(10・15モード)から、15.9km/L(JC08モード)へと大幅に改善されている。日本仕様のトランスミッションは湿式6速DSGのみの設定で前輪を駆動。先代同様、(本国にはある)3ペダルのマニュアルは用意されない。



足回りにはGTI専用にチューニングされたというスポーツサスペンションが組み込まれ、車高は標準仕様のゴルフより10mm低い。5本スポークの17インチ・アルミホイールと225/45R17タイヤを標準で履くが、オプションのいわゆる可変ダンピング・システム「DCC(アダプティブ・シャシー・コントロール)」を装着した場合、同デザインの18インチ・ホイール+225/40R18タイヤの組み合わせに変更される。



最新テクノロジーでハンドリングも向上

また、新型ゴルフ GTIにはフォルクスワーゲンとして初めて、ステアリングのギア比が累進的に可変する「プログレッシブステアリング」が採用された。ロック・トゥ・ロックは従来の2.75回転から2.1回転へクイックになっているが、直進付近では穏やかな反応が維持され、逆に駐車場やタイトなワインディングロードで操作する際には「きびきびしたレスポンス」が得られるという。

高速コーナリング時に内側の駆動輪が荷重不足になるとその車輪にブレーキを掛けて空転を防ぎアンダーステアを軽減するという電子制御ディファレンシャル「XDS」も、GTIではそのプログラムがさらに進化。ブレーキを伴わないあらゆる運転状況で作動し、「クルマの敏捷性を高め、余分なステアリング操作を不要に」するという。




伝統を受け継ぐ赤ラインとタータンチェック

エクステリアにはGTI伝統の赤いラインが入ったハニカム・メッシュのフロント・グリルを採用するほか、専用デザインのフロント・バンパー両側にはLEDフォグランプを装備。後ろに回るとリアスポイラーとクローム・メッキされたツインエキゾーストパイプが、控え目に高性能を主張する。

グリルの赤ラインと同様に初代GTIから受け継ぐタータンチェック柄のシート表皮は、オプションでシートヒーター付きレザーシートに変更することも可能だ(運転席は8ウェイの電動となる)。赤いスティッチが施されたGTIロゴ入りステアリング・ホイールや、アルミ調ペダル、そしてドアシルプレート/ドアトリムに内蔵された赤い間接照明など、GTI専用の装備でスポーティな気分を盛り上げる。




価格は396万円

価格は先代(の後期)より1万円だけ上がって369万円。パッケージ・オプションとして、先述の「DCCパッケージ」(21万円)や「レザーシートパッケージ」(26万2,500円)のほか、前席から後席まで大きな開口部を持つ「電動パノラマスライディングルーフパッケージ」(12万6,000円)が用意される。ボディ・カラーは7色から選択可能だ。



GTI パフォーマンスの導入は!?

ところで今回のゴルフ GTIには、ヨーロッパ等では「GTI パフォーマンス」と呼ばれるさらに高性能な仕様が用意されていることをご存じの方も多いだろう。エンジンの最高出力が10ps引き上げられ230psとなるだけでなく、多板クラッチを使った電子制御フロント・ディファレンシャルロックを装備し、ブレーキもアップグレードされるという魅力的なこのパッケージ、しかし残念なことに日本では(現在のところ)注文することが出来ない。一足先に試乗したAutoblog USの記者が絶賛しているだけに、今後の導入に期待したいところだ。


フォルクスワーゲン公式サイト:Golf GTI

ゴルフ GTIの試乗記はこちらから!


By Hirokazu Kusakabe (Facebook)

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