【ビデオ】ホンダ、2014年シーズン用SUPER GTマシン「NSX」をシェイクダウン!
ホンダは、2014年のSUPER GTシリーズに参戦を予定している新型レースカー「NSX CONCEPT GT」のシェイクダウン・テストの様子を収めた映像を、YouTubeの公式チャンネルで公開した。

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SUPER GTにもNSXの名前が復活!

日本で最も高い人気を集めるレース・シリーズ「SUPER GT」。2010年よりホンダはこれまで、市販化が中止された(と噂される)幻のスーパーカー「HSV-010」をベースとするレースカーでこのレースを戦ってきた。だが大きくレギュレーションが変更になる2014年シーズンには、2009年までと同じ「NSX」の名前を持つマシンが復活することを発表。先日公開された写真に続き、今回はその走りが見られるシェイクダウン・テストの様子を収めたビデオが公開された。



場所は栃木県にあるサーキット、ツインリンクもてぎ。真っ白なボディの新型GTマシンは、2015年からアメリカ・オハイオ州で生産が始まるハイブリッド・スーパースポーツカー、新型NSXをベースにしたスタイリングを纏う。そのフロント・ノーズとリア・エンドには、ホンダのレーシング・テクノロジーを象徴する"赤バッジ"が。ステアリングを握るドライバーは、現在TEAM KUNIMITSUからHSV-010でSUPER GTに参戦中の伊沢拓也選手だ。



市販車もGTマシンも、ミドエンジンのハイブリッド

2014年からSUPER GT GT500クラスでは、全参戦車両がフロント・エンジンを前提に設計された共通モノコックを使用することがレギュレーションにより義務づけられている。しかし、このNSX CONCEPT GTは、市販予定車のNSXと同じくミドシップ・レイアウトを採用。FR用モノコックを使ってミド・エンジンのマシンを作ることは、ホンダの松本雅彦 GTプロジェクトリーターによれば「容易ではなく、無理があると言っても過言ではない」ほどだという。それでもホンダは、市販車と共通点が見いだせるミドシップで戦うことを決意した。ただし、市販予定のNSXには直噴V型6気筒エンジンと3つの電気モーターを組み合わせた「SPORT HYBRID SH-AWD®」が採用されることになっているが、SUPER GTのレギュレーションに則って製作されたレース用マシンであるNSX CONCEPT GTは、2.0リッター直列4気筒直噴ターボと、ホンダの言う「レーシングハイブリッドシステム」を搭載。レギュレーションに合わせたマシン作りが求められるため仕様はだいぶ異なるけれど、「ミド・エンジンのハイブリッド」であることは市販モデルと同じだ。



おそらく2015年に市販モデルの新型NSXがデビューしたら、GTマシンの名前からも「CONCEPT」の文字が外されるはず。それまでに果たしてどれだけの戦績を残せるだろうか。初陣は4月5日・6日に岡山国際サーキットで行われる2014年SUPER GT開幕戦。唯一のミドシップGT500マシンとして最速コーナリングを見せつけるか、それとも不利なモノコックの設計が足枷となりトヨタ日産の後塵を拝すのか。市販モデルの発売を楽しみに待ちながら、2014年はレースにおけるNSXの戦いぶりと進化を見守ろう。


By Hirokazu Kusakabe (Facebook)



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