フォルクスワーゲン、7代目「ゴルフ」の最強モデル「ゴルフR」を発表!
フォルクスワーゲンは20日、7代目「ゴルフ」の高性能モデル「ゴルフ R」を発表した。300馬力・4輪駆動のフラッグシップ・ゴルフだ。

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4世代目ゴルフIV時代に設定された「R32」(下の画像:左)に始まるゴルフRは、最高性能を与えられたゴルフの最上級バージョン。初代・2代目は3.2リッターV型6気筒を搭載していたが、先代(下の画像:右)に続いて今回発表された4代目Rも、弟分の「ゴルフ GTI」と同様に2.0リッター直列4気筒ターボが採用されている。



ただしその中身は大きく手が入れられており、現行型ゴルフ GTIと基本設計が共通の「EA888」型ユニットは、エキゾースト・バルブやバルブ・シート、スプリングを含むシリンダー・ヘッドから、ピストン、高圧インジェクション・バルブ、ターボチャージャーまで改良または交換され、最高出力はGTI パフォーマンスの230ps/4,700-6,200rpmから300p/5,500-6,200rpmsへ、最大トルクも35.7kgm/1,500-4,600rpmから38.8kgm/1,800-5,500rpmに大幅アップしている。さらにフル電子制御クーラント・コントロールによる温度管理などの技術が採用されたことで、燃費は先代ゴルフRの8.4L/100km(11.9km/リッター)から、6.9L/100km(14.5km/リッター)に向上したという。

フロントに積まれたこのエンジンが発揮する300psは、6速MTまたはDSG(デュアル・クラッチ・ギアボックス)と、第5世代のハルデックス・カップリングを使った4輪駆動システム「4モーション」を介して前後輪に伝えられる。通常は省燃費のため後輪を切り離して前輪のみで走行するが、走行状況に応じて前後のトルク配分は瞬時に可変され、最大でほぼ100%の駆動を後輪に送ることも出来るという。スリップした車輪をロックして反対側の車輪に連続的に安定したトルクを送るEDS(エレクトロニック・ディファレンシャルロック・システム)と、従来のXDS(電子制御ディファレンシャルロック)を進化させたXDS+(こちらは中高速コーナリング時に過重の抜けた内側の駆動輪にブレーキを掛け、トラクションを確保してアンダーステアを抑える)は前後アクスルに搭載。ESC(横滑り防止装置)にはサーキット走行などのために介入を遅らせた「ESC Sport」モードが加わり、さらに完全にオフにすることも(フォルクスワーゲンの市販車としては唯一)可能だという。

0-100km/h加速は6MTが5.1秒、DSGなら4.9秒。先代ゴルフRよりもそれぞれ0.6秒ほど速い。最高速度は250km/hで電子制御リミッターが作動する。



前マクファーソン・ストラット、後マルチリンク式のサスペンションは、ゴルフの標準モデルより20mm、GTIと比べても5mmローダウンしたスポーツ・サスペンションが組み込まれている。4輪駆動のゴルフRに合わせて強化されているだけでなく、最適なメカニカル・グリップを得るために、スプリングとアンチロールバーは固くし過ぎないように設定したそうだ。ゴルフ Rの足回りは最大の運動性能を発揮すると同時に、最高のロング・ツーリングにおける快適性も合わせ持つという。

オプションとして用意されているDCC(ダイナミック・シャシー・コントロール)を装着すれば、ダンパーの設定は「コンフォート」「ノーマル」「スポーツ」から、車内のタッチスクリーンによって切り替え可能。さらにエンジンのレスポンスやDSGのシフト・ポイントまで切り替えられるドライビング・プロフィール・セレクターでは、「エコ」「ノーマル」「インディビジュアル」と、そしてこのモデルだけ特別に「レース」モードが用意されている。

フォルクスワーゲンのスペシャル・モデルを手掛ける「フォルクスワーゲン R」社がデザインしたエクステリアは、エアインテークが拡大されたフロント・バンパーや、ボディ同色のサイド・シル、リア・ディフューザーに4本出しのクローム・テールパイプなどで他のゴルフと差別化される。バイキセノンのヘッドライトには、LEDデイタイム・ランニング・ライトが"デュアルU"を描き、LEDのテールライトにはスモーク加工を施してある。ドア・ミラーはマット・クロームのカバー付き。ホイールは18インチ「Cadiz」と225/45タイヤが標準で、他に同デザインの19インチや、軽量な「Pretoria」がオプションで選べる。

ブレーキも当然強化され、フロントは直径60mmのピストンと340mm×30mmサイズのディスク、リアに42mmのピストンと310mm×22mmディスクを採用。キャリパーは黒く塗られ、Rのロゴが刻まれている。

車内にはファブリック/アルカンターラのスポーツシートを前席に装備。オプションでナッパレザーを使用したインテリアも注文できる。イグニション・スイッチをオンにすると、メーター・パネル上をライト・ブルーの針が駆け上がってドライバーの気持ちを高ぶらせるという仕掛けも。スピード・メーターは320km/hまで刻まれている。



ボディ・カラーはゴルフ R専用色の「ラピス・ブルー・メタリック」の他、全8色を用意。ヨーロッパでは2013年の第4四半期から販売が開始される予定で、価格はドイツ本国で3万8,325ユーロ(約500万円)から、となっている。ゴルフ GTIより1万ユーロ近く高い。

今回公開された画像はたったの2枚だが、9月10日に開幕するフランクフルト・モーターショーでは実車が公開されるはず。現地から写真が届いたらまた改めてご紹介しよう。


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