トヨタ、400馬力オーバー4WDの「ヤリス ハイブリッド−R コンセプト」をフランクフルトで発表!
トヨタは9月10日に開幕するフランクフルト・モーターショーにおいて、「ヤリス ハイブリッド−R コンセプト」を公開すると発表した。400馬力オーバー、4WDのスポーツ・ハイブリッド・ハッチバック(のコンセプトカー)だ。

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ヤリス ハイブリッド−R コンセプトは、日本では「ヴィッツ」の名前で販売されている小型ハッチバックに、世界ラリー選手権(WRC)や世界ツーリングカー選手権(WTCC)で使用される「グローバル・レース・エンジン」と呼ばれる規格に則って開発された1.6リッター直噴ターボと、さらに2個の電気モーターを組み合わせて搭載することで4輪を駆動。その合計最高出力は400馬力を超えるという。

エンジンは、ドイツ・ケルンに本拠を置くトヨタ モータースポーツ GmbHが開発したもの。ハイブリッド・システムおよびキャパシタを使ったエネルギー回生システムは、FIA世界耐久選手権(WEC)に出場しているプロトタイプレースカー「TS030 HYBRID」(下の画像)のテクノロジーを応用しているそうだ。

詳細は今のところ未公表だが、つまりWRC用1.6直噴ターボ・エンジンが前輪を駆動し、それと「インテリジェントに協調する」という2個の電気モーターが左右の後輪をそれぞれ駆動するシステムであろうと推測できる。リアのモーターはブレーキング時に減速エネルギーの回生を行い、それがキャパシタに蓄えられ、加速時にはモーターを回す電力となる仕組みだ(と思われる)。



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トヨタでは、このクルマを「将来的に可能となるハイブリッド開発アイディアのショーケース」であり、「最大のドライビング・プレジャーを与えることに焦点を絞って設計されたマシン」だという。しかも興味深いことに、「ロード(公道)とトラック(サーキット)の双方において」との言葉が付け加えられている。レース専用車両を想定したものではなく(もっとも、こんな仕様のクルマが出場できるカテゴリーは極めて限定されるだろうが)、公道走行も念頭に置いたクルマだというから面白い。

実車の公開は9月10日、現地時間12時45分から行われるプレス・カンファレンスにて。スペックを見た限り、これがそのまま市販モデルになることはまず考えられない。しかし将来、前輪をエンジンが駆動+左右の後輪を独立してモーターが駆動というハイブリッド4WDのスポーツ・モデル(「セリカ GT-FOUR」の後継!?)が登場する可能性は決して低くなさそうだ。今後もトヨタのハイブリッド戦略に注目していきたい。


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