フェラーリ、
フェラーリは20日、「458 イタリア」の性能をさらに磨き上げた高性能バージョン「458 スペチアーレ」をフランクフルト・モーターショーで公開すると発表。その画像と概要を明らかにした。

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ワンメイクレース専用車両だった「F355 チャレンジ」に端を発し、その手法をストリート・リーガルに適用させた「360 チャレンジ・ストラダーレ」やその後継「F430 スクーデリア」に続く、フェラーリV8モデルの究極ロードカー仕様が、来るフランクフルト・モーターショーで公開されるという458 スペチアーレだ。噂では「458 モンテカルロ」という名前になるのではないかと言われていたが、最近のフェラーリはシンプルなネーミングを好むらしい。英語の「スペシャル」を意味するイタリア語がそのままサブネームとして採用されている。

アップグレードされたポイントは大きく分けて4点。エンジンの出力アップ、軽量化、エアロダイナミクス、そしてハイテク電子制御デバイスだ。



まず、リア・ミドシップに縦置きされる4.5リッター90度V型8気筒エンジンから見ていこう。458 イタリアですでに「国際エンジン・オブ・ザ・イヤー」など数々の受賞歴があるこのV8エンジンは、最高出力が570馬力/9,000rpmから605馬力/9,000rpmにまで大幅に引き上げられている(最大トルクは55.1kgm/6,000rpmのまま変わらない)。排気量1リッターあたりの出力は135馬力にもなり、これは自然吸気の公道用市販車では最も高い数値となる(最近のホンダがこれに挑戦する気がなさそうなのが寂しいところ)。なお、若干補足ながら、公表されている排気量の数値が458 イタリアでは4,499ccであるのに対し、458 スペチアーレでは4,495ccとなっている。

軽量化に関しては具体的にその方法についてまだ詳しく述べられてはいないが、恐らくカーボンファイバー製パーツの多用や、いくつかの快適装備が省略されているのだろう、乾燥重量は458 イタリアの1,380kgから90kgも削減され、1,290kgとなっている。パワー・ウエイト・レシオは2.42kg/馬力から2.13kg/馬力へ向上し、0-100km/h加速も3.4秒から3.0秒に短縮された。と同時にCO2排出量は環境技術「HELE」を搭載することで275g/kmを達成。同じシステムを搭載した458 イタリアと同等だ。



次にエアロダイナミクスについて。写真をご覧になれば、458 イタリアとの違いは明らか。フロント・バンパーのデザインは見るからにダウンフォースが増えていそうな形状に変わり、フェンダーの両サイドに設けられたエアアウトレットは拡大されている。サイドシルにも小さなウイングレットのようなものが付き、リア・エンドはディフューザーを大型化、それによって排気管の取り回しも変更され、エキゾーストテールパイプは3本から2本になっている。エンジンの熱を逃がすグリルも拡大された。これらのボディ・デザインはピニンファリーナの協力の下、フェラーリ・スタイリング・センターが手掛けたという。写真では分かりにくいが、フロントとリアにはアクティブ・エアロダイナミックスが採用されており、状況に応じて空力パーツが可動することで、空気抵抗低減とダウンフォース向上のバランスを調整するという。

そして電子制御系デバイスでは、新たにSSC(スライド・スリップ・アングル・コントロール)と呼ばれる装置が搭載された。これはクルマの横滑りを瞬時に検知すると目標値と比較を行い、統合された「F1-Trac」トラクション・コントロールを通じてトルクのマネージメントを、「E-Diff」電子制御ディファレンシャルによって左右後輪に対する駆動力配分を最適化。限界域でクルマのコントロールを容易にし、それによってドライビングの感動を大いに引き上げるという。



エンジンや空力、電子制御システムが発達しても、物理的に路面と接するのはタイヤだけ。458 スペチアーレでは、ミシュランと共同開発した「パイロットスポーツ カップ2」を採用。このタイヤはドライ・コンディションでサーキット1周をタイム・アタックしたときのパフォーマンスだけでなく、数周回続けてラップを行う際の性能持続性も改善、また、ウェット状態でも最大限のグリップを発揮するという。

458 スペチアーレは、フェラーリ本社近くにあるフィオラーノ・テストコースで、1分23秒5というラップ・タイムを記録したそうだ。V8エンジンながらあの「エンツォ」より1.5秒速く、12気筒を積む現行フラッグシップ「F12 ベルリネッタ」より0.5秒遅いだけである。



実車の公開は9月10日に開幕するフランクフルト・モーターショー。その後、市販化されることはほぼ間違いないと思われる。価格は458 イタリアに比べ、先代モデル「F430」と「F430 スクーデリア」の差と同じくらい高くなるのではないか、と見られているようだ。ちなみに日本における販売価格のそれらの差額は約600万円。ということは3,450万円程度になるのかも知れない。F12 ベルリネッタとほぼ同じか僅かに安いといったところ。フランクフルトで公開されたら、写真が届き次第またご紹介するつもりなので、お楽しみに。


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