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最近の車とビンテージカーの性能を比較するときには注意が必要だ。

1960〜70年代初めに製造されたアメリカのビンテージカーには最高出力400hp以上とされるマッスルカーが揃っているが、400hpの古いアメ車が同様の馬力を持つ最近の車とゼロヨン勝負をしたら負けるに違いない。最近の車であれば12秒台を叩き出すが、古いアメ車であれば14秒台をマークするのがせいぜいだろう。アメリカのビンテージカーがカタログ上の馬力以下の実力しか発揮できないその大きな理由は、1972年にアメリカで馬力の測定方法が変更されたことだ。

米国のエンジンの出力測定は、米国では1971年までSAE(自動車技術者協会)が定めたグロス測定法に従い、エンジン単体で行われていた。しかし、SAEが翌年からネット測定法へと変更したことを機に、マフラーやオルタネーター、パワステポンプなどのエンジンに負荷がかかるアクセサリー類を含めて測定するようになった。当然、同じエンジンでもグロス測定法で測った方がより高い数値が出る。

では、最近のモデルとビンテージカーの真の実力を比較することはもう不可能なのだろうか。これについて、ビンテージカーを専門とする自動車保険会社Hagerty社はビンテージカーのグロスとネットによる測定値を並べ、最新モデルの数値と比較。その結果を慎重に分析しているので、ぜひ一読してほしい

結果を見ると、憧れのマッスルカーに幻滅を抱く人もいるかもしれない。しかし、馬力はビンテージの魅力のほんの一部であり、その輝きがこれで色あせることは決してないだろう。

By Jeremy Korzeniewski
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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