世界の金融マーケット情報などを提供するサイト『ブルームバーグ』が明らかにしたところによると、BMW、フォルクスワーゲンフェラーリの各社は、コロンビアを中心にテロ活動を展開する反政府組織「コロンビア革命軍(FARC)」が採掘したタングステンをクランクシャフトなどに使用していたという。

FARCによって採掘されたタングステンは、アメリカのペンシルベニア州で精錬された後、オーストリアで最終製品に加工処理される。最終加工を担っているのは、タングステンなどの加工会社としては世界的に有名なプランゼー社だ。2012年には、米にある同社の支社がFARCから93.2トン、価格にして180万ドル(約1億7000万円)のタングステンを購入したという。金額自体は大きな額ではないが、結果的にFARCを支援していることになるだろう。

BMW、フォルクスワーゲン、フェラーリの各社は先日、コンゴ民主共和国からの鉱物資源の供給を受けないと表明している。なぜなら、同国ではコロンビア同様、ゲリラが不法な鉱物採掘により活動資金を得ているからだ。おそらく、コロンビアの鉱物採掘に対してもこのような表明は既に行われたと考えられるが、BMWはブルームバーグに対し、「多国籍の製造業者にとって、物流全体におけるすべての原料や部品がどこから仕入れたものかを知ることは困難だ」と述べている。また、ある企業の広報担当は、同メディアに「BMWの製造プロセスで使用されている山のような材料の中に、ゲリラが供給源の原料が数グラム混ざっていたとしても、ゲリラに協力したとは言えないでしょう」と話している。

確かに上記3社はFARCと直接の取引はしておらず、タングステンの供給源についても知らなかったのだろう(知っていたのなら大問題だが)。またタングステンの製品が各社の工場へ到着するまでにはさまざまな国のメーカーを経由してきているのも事実だ。だがそうであっても、私たちはこのような行為を決して看過してはならない。

By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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