今年のお正月に掲載した「エンブレム当てクイズ」が、ありがたいことになかなかのご好評を頂いたので、今回は"夏休みの宿題"として、5問ずつ2週に分けてその続編をお送りしよう。

まず1問目。これは簡単か。


2問目。名前は有名だが、エンブレムはご存じない方もいらっしゃるのでは?


3問目。エンブレムの中にヒントあり。


4問目。Autoblog読者の方なら簡単だろう。


5問目。クルマ好きでないと難しい。下の文字がヒントに...あまりならないかも。





解答編

答1:キャディラック



アメリカを代表する世界的高級車ブランド。フォード・モーターの創立者、ヘンリー・フォードらが1899年に設立したデトロイト自動車会社を祖とする。この会社は1901年にヘンリー・フォード・カンパニーとして再編されたが、後にフォードが投資家と対立して会社を去る。後を継いだ技術者ヘンリー・リーランドは自分の名前を社名とすることを断り、代わりにアメリカの開拓時代にデトロイトの街を開いたフランス貴族アントワーヌ・ロメ・ドゥ・ラ・モト・スィゥール・ドゥ・カディヤック(Antoine Laumet de La Mothe, sieur de Cadillac) の名前を採って「キャディラック」と社名を改称。現在のエンブレムは伯爵家であるキャディラック(カディヤック)家の紋章を基に、オランダ人の抽象画家ピエト・モンドリアンが、色のついたブロックの組み合わせとしてアレンジしたもの。

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答2:リンカーン



キャディラックの項で登場したヘンリー・リーランドが、1917年に創立した航空エンジン・メーカーがはじまり。第一次大戦後に高級車の生産を開始する。リンカーンという名前はリーランドが尊敬していた第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンに因んだもの。1922年にフォードによって買収され、現在ではフォードの高級車部門として「MKZ」のようなセダンから日本でも人気のSUV「ナビゲーター」などを生産・販売している。現在のエンブレムは1930年代頃から使用されていた十字の入った楯の紋章が基となっている。

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答3:マイバッハ



今ではダイムラー社のメルセデス・ベンツを凌ぐ高級車ブランドとして知られているが、もともとはダイムラーの創設者、ゴットリープ・ダイムラーとともに内燃機関の研究を行い、初期の自動車設計に功績を残したヴィルヘルム・マイバッハが、ダイムラー社を辞した後、1909年に息子と共に興した会社に由来する。エンブレムの「MM」はその社名「マイバッハ・モトーレンバウ」の頭文字を組み合わせたもの。このマイバッハ社は、当初ツェッペリン伯爵が開発した飛行船のためにエンジンを製造することを目的として設立されたが、1920年代の終わりから1940年まで10年あまりの間、V12エンジンや直列6気筒を積む超高級車の製造を行っていた。1952年に(当時の)ダイムラー・ベンツ社の傘下となったが、2002年に半世紀ぶりにその名前が復活。過去のイメージを重ねた超高級セダンの「57」と「62」、およびその派生モデルを製造・販売する。しかしダイムラー社が思ったほど利益は上がらず、間もなく廃止されることが既に決定済み。日本の公式サイトはなくなってしまったが、英語・中国語・ロシア語から表示言語が選べる公式サイトはまだ残っている。

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答4:マクラーレン



1963年にレーシング・ドライバーのブルース・マクラーレンによって設立された、F1の世界では言わずと知れた名門チームだが、1990年代に今や伝説となったスーパーカー「マクラーレン F1」を開発し、市販ロードカーの製造・販売も始める。本格的に量産スーパーカー・ビジネスに乗り出したのは2009年、「マクラーレン・オートモーティブ」を設立し、2011年に「MP4-12C」を発売してから。1960年代に設立された当初は、ブルース・マクラーレンの母国ニュージーランドの国鳥キーウィが描かれたエンブレムが使われていたが、現在のロゴ・マークは1997年にマクラーレン・マーケティングのインハウスデザイン・チームが手掛けたもので、「スピード」エンブレムと呼ばれる。レーシングカーの速さ、流れるような動きを表しているそうだ。

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答5:パガーニ



アルゼンチン生まれのカー・デザイナー、オラチオ・パガーニがイタリアのモデナ近郊に設立したスーパーカー専業メーカー。そこから生み出されるクルマの特徴は、カーボンファイバーを多用した車体にAMGから供給を受けた強力なエンジンを搭載する、贅沢で完璧主義的な造りと圧倒的な高性能。かつては「ゾンダ」とそこから発展した数多くのバリエーションをごく少数ずつ生産していたが、現在ではその後継モデル「ウアイラ」を製造している。日本正規ディーラーのサイトに書かれたその車両価格は「ASK」!  メタルの楕円プレートを象ったエンブレムは、アルゼンチンの国旗を思わせるライト・ブルーの差し色にパガーニの頭文字「P」をデザインしたもの。

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今回はアメリカとドイツの高級車ブランド、およびイギリスとイタリアの新興スーパーカー・メーカーを取り上げてみた。さて、いくつお分かりになっただろうか? 来週はさらに難易度をやや上げて、再び読者の皆様に挑戦するつもりだ。夏の週末に是非またお楽しみ頂ければと思う。

第1回目のエンブレム当てクイズは、こちらからどうぞ。

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