車重1,180kgに350馬力!  ロータス、新型「エキシージS」を日本でも発売!
日本におけるロータスの正規輸入総代理店エルシーアイ株式会社は25日、1,180kgの車体にスーパーチャージャー付き3.5リッターV型6気筒を搭載する「エキシージS」を六本木ヒルズで発表。同日より全国の正規代理店を通じて販売を開始した。

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当初は「エリーゼ」のワンメイクレース用車両「スポーツエリーゼ」をベースとした公道走行用市販モデルとして発売されたエキシージも、3代目となる現行モデルでは外観・パワートレインともにエリーゼとの差別化が進み、もう単なる"ハードな味付けをしたエリーゼのクーペ版"とはとても言えなくなっている。



ミドシップ・マウントされるエンジンは「エヴォーラS」から譲り受けたV型6気筒。トヨタ製「2GR-FE」型をベースに、イートン社が開発したTVS(ツイン・ヴォーティス・シリーズ)を採用するハロップ製スーパーチャージャーで過給することによって、排気量3,456ccから最高出力350ps/7,000rpmと最大トルク40.79kgm/4,500rpmを発揮する。しかも車両重量はエヴォーラSより260kgも軽い1,180kg。3速より上のギアをクロースさせた6速マニュアル「スポーツ・レシオ」トランスミッションとの組み合わせで、0-100km/hを4秒で加速するという。



よく知らない人から見たら単なる"エリーゼのクーペ版"に見えた旧型とは違い、存在感溢れるボディは現行型エリーゼよりも一回り大きく、全長4,080mm × 全幅1,800mm × 全高1,130mm。新しいパワートレインを載せるために、ホイールベースも70mm延長されて2,370mmとなっている。「エリーゼから最も大胆に改革された新型エキシージSには、外観もそれに見合った改革」がなされたそうだ。低くスムースなルーフ・ラインと長めのカム・テール(1930年代にシュトゥットガルト工科大学のヴニバルト・カム教授が提唱した空気力学理論に基づくテールの形状)は最高速度274km/hを可能とし、特徴的なリア・ウイングとリア・ディフューザー、フロント・スプリッターから得られるダウンフォースは最大でフロントが60kg、リアは90kgに達するという。ボディ・カラーは全16色も用意されている。



エリーゼや先代エキシージよりもトレッドが拡げられたダブルウィッシュボーン式の足回りには、ビルシュタイン製ダンパーとアイバッハ製スプリングを採用。フロントは各部見直し、リアはサブフレームも含め完全に新しく設計されており、先代より剛性が100%向上しているという。ブレーキも強化されており、100km/hから停止するまでの制動距離は40.24mから34.87mに大幅短縮された。ローターはエヴォーラと共通の332mmベンチレーテッド・クロスドリルド鋳鉄ディスク。ロータスによってデザインされた前後とも4ピストンのキャリパーはAP レーシング製。



タイヤはロータスとピレリで新型エキシージSのために専用開発した「P ZERO CORSA」が標準。オプションで公道走行も可能なサーキット用「P ZERO TROFEO」タイヤも装着可能だが、溝の少ないこちらはドライ専用となる。サイズもどちらも前205/45 ZR17、後265/35 ZR18。オプションで用意される「レースパック」を装備すれば、サスペンションの設定もP ZERO TROFEOとサーキット走行に最適化されたものになる。



さらに新型エキシージSには、ロータスのエンジニアがボッシュ社の協力のもと設計したという「ロータス DPM(ダイナミック・パフォーマンス・マネジメント)」を搭載。ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)や、EDL(エレクトロニック・ディファレンシャル・ロック)など、走行安定性に影響する様々な電子制御デバイスの設定を、ドライバー自身がスイッチによって切り替えることができる。日常的な走行では「ツーリング」モードに設定しておけば、あらゆる環境で電子制御デバイスが働き、「ドライバーにはどれだけ介入しているか分からないようにしているけれど、かなり介入している」状態となるそうだ。そして「スポーツ」モードに切り替えれば、電子制御デバイスは「少し介入」する設定となり、アンダーステアの監視が外れるのでドライバーがコントロールできるようになる。エンジンの最高回転数も引き上げられるという。それでも電子制御の介入を嫌うなら、ABSを除き全てのデバイスを完全オフにすることも可能だ。



レースパック装着車なら、ボッシュと1番力を入れて開発したという「レース」モードが追加される。このモードではコーナリング時に20mmごとに路面との摩擦係数を計算し、「コーナーを抜ける際に最大のトラクションを発生させ、トラック上で最適なスリップ量を瞬時に確保」するという。プロフェッショナル・ドライバーでもこのモードを使ったときにラップタイムが最も速くなるとのこと。

イギリス本国のロータス・カーズでテスト・ディベロップメントのチーフ・エンジニアを務めるマシュー・ベッカー氏のお話によると、新型エキシージSは「とにかく機敏で、反応が良く、グリップが高くてサーキットで速い」ことをまず目標に掲げたという。ステアリングのレシオを速め、なおかつ限界域でコントロールできる幅が拡がるように前輪の切れ角を増やしたそうだ。「先代よりも重くなったことを気にされる方がいますが、テスト・コースにおけるラップタイムは5秒も速くなっていますし、データロガーによる車速グラフを見ると低速から高速まで全てのコーナーで上回っていることが分かります」とのこと。「初めてこのクルマに乗ったとき、スピード・メーターのマイル表示がkm表示だと勘違いしてしまったくらい、速い」そうだ。



インテリアはブラック・クロスが張られた標準仕様の他に、各色選べるフルレザー張りとなる「プレミアム・インテリア・パック」や、レザーまたはスウェードを使ったスポーツシートを装備する「プレミアム・スポーツ・インテリア・パック」がオプションとして用意される。スパルタンなロードゴーイング・レーサーと思いきや、アルパイン製4スピーカー・オーディオやエアコン、パワー・ウインドウなども標準装備。公道における使用も充分考えられているところが嬉しい。




2011年のフランクフルト・モーターショーで最初にこの新型エキシージSが発表されたとき、プレスリリースには車両重量は1,080kgと書かれていてた。だが、エルシーアイの方のお話によると「そのときはまだ発売前のプロトタイプに近く、おそらくエアコンやパワー・ウインドウなどの装備が付いていない状態での重量ではないかと思われる」とのこと。日本で実際に販売されるエキシージSは上記の装備が全部付いた上で1,180kgとなっているそうだ。




車両本体価格は850万円(消費税込み)。日本でのデリバリー時期は2013年12月を予定しているという。年間販売台数は「メーカーからどれだけ割り当ててもらえるかにもよるのですが」100台を目指すとのこと。2012年のジュネーブ・モーターショーではオープントップ版の「エキシージS ロードスター」も発表されているが、こちらの日本導入は「来春以降になる見込み」。「ソフトトップはエリーゼと同様に手動なので、クーペと比べて価格が大幅に高くなることはないと思います」とのことだ。また、同じパワートレインを積む「エヴォーラ」にはトルクコンバーター式6速AT「IPS」を搭載するモデルも販売されているが、エキシージはクルマの性格上、今後もマニュアルのみでATは用意されないという。ライバルはポルシェの「ケイマン」ですか? と尋ねてみると、「価格帯ではそうなりますが、クルマの性格は全然違います。どちらかといえばGT3の方に近いですが、価格が倍も違いますからね。そう考えるとエキシージSはお買い得だと思います」とのお答えだった。実燃費も、市街地から高速道路まで含めて「11km/リッターくらい走る」そうだ。




エキシージSの実車を初めて見たときの印象は、これまで見慣れたエリーゼに比べると結構大きく感じるということ。それでも全長は4,080mmしかないのだが、グラマラスで迫力あるデザインだからだろう。相対的に、エリーゼとほとんど変わらないルーフ高がより低く感じる。ライトウェイト・スポーツというよりはミドル級ピュア・スポーツという雰囲気。ケイマンとも、エリーゼとも、好むユーザー層ははっきりと別れるに違いない。

エルシーアイでは、7月27日・28日と8月3日・4日、全国正規ディーラーでエキシージSの展示車両をキャラバンする「EXIGE S DEBUT CARAVAN」を開催。期間中に成約すると抽選で2組(4名)にF1日本グランプリのパドックパスが当たるそうだ。

詳しい情報は以下のリンクから公式サイトをどうぞ。

LCI Limited公式サイト:Exige S

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