【レポート】ヘッドアップディスプレイの売り上げが上昇 今後は新車の1割近くが搭載
今回は、フロントガラスに情報を映し出すヘッドアップディスプレイ(HUD)の普及状況についてお伝えしよう。

米紙『The Detroit News』によると、HUDはもともと軍用機用に開発された技術で、自動車業界ではゼネラルモーターズが1988年に初めて導入した。HUD搭載車の割合は昨年の調査では2%にとどまっていたが、2020年までには新車の9%がHUDを搭載する見込みだという。

HUDは、ダッシュボード上部のくぼみから投影されるプロジェクターの光源をフロントガラスの特殊な加工をした部分に反射させることで、その部分に走行速度やエンジン回転数、ナビ情報、警告などの情報を表示。ダッシュボードの中央部に設置されたディスプレイを見るときのように視線を大きく動かす必要がないので、安全性が高く、運転時の疲労が少ないと言われている。

しかし、この革新的な技術にも問題がないわけではない。HUDは反射表示なので、偏光サングラスを着用しているドライバーは画像が見えにくいこと。また、最先端技術を用いた多くの製品と同様、依然として価格が高いことだ。専門家は、HUDは最新の車載インフォテインメント・システムよりおよそ1000ドル(約10万円)高いと見積もっているが、HUDが現在よりも市場シェアを増やすことができれば価格は下がると予想している。

By Michael Harley
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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