アメリカ・コロラド州にある標高4,301mの山頂を目指して駆け上がり、そのタイムを競う「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」。今年は6月30日に決勝レースが予定されており、Autoblogでもプジョーアキュラ NSXなどの参加車をご紹介して来たが、フランス人ドライバーのジャン=フィリップ・デイロー選手はこの競技に、イギリスのコンパクトカーMINIで参戦することを発表した。 テスト走行中の映像を収めたビデオとともにご紹介しよう。

デイロー選手のMINIがエントリーするのは、"何でもあり"の最高峰カテゴリー「アンリミテッド」クラス。つまり、かつてモンスター田嶋こと田嶋伸博選手のドライブで優勝に輝いた「モンスタースポーツ スズキ SX4」と成り立ちは同様、MINIに見えるのは外観だけで、中身は全くの別物だ。デイロー選手は昨年のパイクスピークで、大会最速記録を樹立したリース・ミレン選手のヒュンダイよりも途中まで速いタイムを刻んでいながら、ゴールまで残り僅か1kmという地点でブレーキ・トラブルが起こりリタイアという憂き目に遭っている。聞くところによると「MINI "No Limit"」と名付けられたこのマシンは、昨年の参戦車両「ダチア ダスター」のシャシーに、MINIの形をしたボディ・カウルを被せたものだとか。

エンジンは日産の「GT-R」用3.8リッターV型6気筒ツインターボ「VR38DETT」を、昨年より50馬力も上回る900馬力にチューンして車体後部に搭載。車両重量も昨年のマシンに比べると80kgほど軽量化され、900kgを切っているという。パワー・トゥ・ウエイト・レシオは1kg以下だ。



ジャン=フィリップ・デイロー選手は、昨シーズンから雪上レースとして知られるアンドロス・トロフィーにMINI カントリーマン(日本名:MINI クロスオーバー)で出場しており、2013年シーズンにはチャンピオンに輝いている。そんな関係もあって、今年はマシン...ではなく"ボディ"を、ダチアからMINIにスイッチしたようだ。ちなみに今回のパイクスピーク参戦はBMW-MINIによるメーカー公式エントリーではなく、デイロー選手の地元フランス・トゥールーズのMINIディーラーからサポートを受けている。



2012年の勝者、リース・ミレン選手は引き続きヒュンダイから、こちらはメーカーのバックアップのもとエントリー。「ジェネシス クーペ」で2連覇と記録更新を目指す。我らがモンスター田嶋選手は前回と同じく電気自動車のレースカーで参戦。(デイロー選手とは逆に)スタートから僅か1kmでリタイアした昨年の雪辱に燃えている。トヨタ三菱、そしてプライベーターとして戦う塙郁夫選手も、それぞれの想いを注ぎ込んだEVでパイクスピークの頂に挑む。

レース・ウイークまであと3週間。過酷な大自然を舞台に、今年の彼らはどんな走りを見せてくれるだろうか!?






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