【ビデオ】ルノー、コンパクトなミドシップのコンセプトカー「トゥイン・ラン」を公開!
ルノーは、現在F1モナコGPが開催されているモンテカルロの会場で、コンセプトカー「トゥイン・ラン(Twin'Run)」を発表した。そのデザインは近い将来登場するルノーのシティ・カー(おそらく次期型「トゥインゴ」)を予告するものだというが、エンジンは3.5リッターV6をミドシップ・マウントするという、あの「サンク・ターボ」や「クリオ V6」の精神を受け継ぐリトル・モンスターだ。

Related Gallery:Renault Twin'Run concept car

 
ルノーによれば、このトゥイン・ランは「リアル・レーシングカー」で、残念ながら市販はおろか公道を走ることすら考えられていないらしい。鋼管マルチチューブラー・フレーム構造のシャシーには、ワンメイクレース用車両「メガーヌ・トロフィ」から流用した3,498ccV型6気筒を縦置きミドシップ・マウント。日産の「VQ35DE」型をベースとするこのエンジンは、最高出力320hp/6,800rpm、最大トルク38.8kgm/7,500rpmにチューンされ、競技用のツイン・メタルクラッチと、SADEV製6速シーケンシャル・ギアボックスを介して後輪を駆動する。




全長3,680mm × 全幅1,750mm × 全高1,493mmというコンパクトなボディは、ガラス繊維強化ポリエステル製。後部に搭載されたエンジンに冷却用エアを導くため、Cピラー手前のクォーター・パネルとリア・フェンダー下部、リア・バンパーの両サイドにエア・インテークが開けられている。フロントのボンネット内には燃料タンクとラジエーター、ハイドローリック・システムが積まれており、前後重量配分は前43:後57となっているそうだ。車両重量は950kgだからパワー・トゥ・ウエイト・レシオは約2.96kg/hp。パフォーマンスは0-100km/h加速4.5秒、最高速度250km/hと発表されている。



2ボックス型ボディの高速走行時におけるリフトを抑えるために、カーボンファイバー製の大型リア・ウイングとフロント・リップ・スポイラー、リア・ディフューザー、サイド・スカートを装着。ミド・エンジンを強調するかのような2本のラインが描かれているルーフもカーボンファイバー製だ。フロント・バンパーに貼り付くように装着された4つの四角い物体は、LEDを用いて僅か25mmという厚さに収められた補助ライト。1980年代にラリーで活躍した「サンク・ターボ(R5ターボ)」に装備されていた灯火類を、現代のLEDテクノロジーで再デザインしたものだという。ドアに貼られたカー・ナンバー「5」も、「サンク(5)」へのオマージュだとか。

サスペンションは前後ともダブル・ウィッシュボーン。オーリンズ製のショックアブソーバーとスプリングを装備する。センターロック式の18インチ・ホイールには前205/40R18、後245/35R18というサイズのミシュラン製タイヤが装着されている。




エンジン・ルームとはプレクシガラス製パネルで遮られた、コクピットのドア内側には赤と黒のスウェードが張られ、スパルコ製バケットシートの表皮はフランス国旗のトリコロールが配色されたアルカンターラ。シフト・レバーとサイド・ブレーキのノブは、360度ターンなどをする際に操作しやすいように、高い位置にセットされている。ドライバーの眼前に置かれた白いラッカー仕上げのメーター・コンソールには、5.5インチLCDスクリーンが内蔵されており、速度、シフト・ポジション、エンジン回転数、燃圧、油圧などがここに表示される。その横にはアナログ表示の油温計と水温計。クラシックな丸型メーターはやはりR5ターボから引用したらしい。



このエクステリア・デザインには先日公開された「トゥインズィー」と同様、ルノーの次世代デザインが見て取れるという。現行型「クリオ」(日本における販売名「ルーテシア」)と共通するフロント・マスクは間違いなく、次期型「トゥインゴ」に受け継がれるはず。まさかミドシップのロードゴーイング・モデルがラインアップされることはないと思うが、ルノーにはR5ターボやクリオV6を市販した「前科」があるから、少しだけ期待してしまう。



このクルマの開発には、かつて世界ラリー選手権でR5ターボを操り3勝を挙げた元ラリー・ドライバー、ジャン・ラニョッティ氏がシャシーの最終的なチューニング担当として関わっているという。ラニョッティ氏によれば、トゥイン・ランは「バランスと乗り心地に優れ、コントロールしやすい」そうだ。「確かにあのR5ターボの血統を受け継いでいるけれど、レスポンスに富むエンジンはどの回転域からもパワーを発生し、R5ターボよりトルクがあって乗りやすいよ。しかも環境にも優しい。レーシング・タイヤを履かせればさらにシャープになると思う」



こんなお言葉を聞くと、ますます市販モデルを熱望してしまうルノー・ファンの方は多いだろう。しかし、競技出場の認可を得るために決まった台数の販売が科せられていたグループBのような、"市販化する理由" が見当たらない今日では、それも難しいに違いない。せめて次期トゥインゴに設定される「ルノー・スポール」バージョンの出来映えに期待しながら、ギャラリーにご用意した50枚以上の写真と、R5ターボやクリオV6も登場する魅力的なビデオをお楽しみいただきたい。


Related Gallery:Renault Twin'Run concept car

 


【PR】トゥイン・ランの購入を考える前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べてみよう!

<関連フォトギャラリー>
Related Gallery:Renault Twin'Z

 
Related Gallery:Twizy Renault Sport F1 concept car

 
Related Gallery:Renault Megane Trophy

 
Related Gallery:Renault Alpine A110-50

 
Related Gallery:Renault Alpine A110-50 Concept: Shanghai 2013 Photos

 
<人気フォトギャラリー>
Related Gallery:tokyo autosalon 2013 girls 09 03

 
Related Gallery:tokyo autosalon 2013 girls 08 04

 
Related Gallery:tokyo autosalon 2013 girls 06 03

 
Related Gallery:tokyo autosalon 2013 girls 07 02

 
Related Gallery:tokyo autosalon 2013 girls 06 01