レクサスは16日、フルモデルチェンジしたミドルクラス・セダン「IS」を発表。新たにハイブリッド・モデル「IS300h」も加え、同日より販売を開始した。

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今年1月のデトロイト・オーショーで発表された新型「IS」は、日本ではトヨタから「アルテッツァ」という名前で販売されていた初代から数えると3代目にあたる。いわゆる「Dセグメント」と呼ばれるクラスに属するミドルクラスのセダンだ。

今回のモデルチェンジで開発陣が何よりも力を注ぎ込んだのは「走る愉しさ」という要素だったという。そのためまず、自分たちが「心地よく楽しい」と感じる走りを先に作り上げ、その上で他の性能を成立させるという、従来とは大きく異なる開発方針を採ったそうだ。賛否両論巻き起こしたアグレッシブなスタイルも、走る愉しさを感じさせる "スポーツセダン" に相応しいデザイン、ということで考えられたものらしい。



ボディには「運動性能の向上」「卓越したステアリングフィール」そして「上質な乗り心地」を実現するため、従来の「点」で結合するスポット溶接に対し、「面」で接着する新技術「構造接着剤」を広範囲に採用。さらに「レーザー・スクリュー・ウェルディング」というレーザーを遠方より照射して溶接する技術によって、結合部位への打点の集中配置が可能となり、「画期的な車両剛性の向上」を実現したという。センターピラーやサイドメンバーにはホットスタンプ材を導入し、従来を凌駕するボディ剛性を確保しながら重量増加も抑えられている。



ダブルウィッシュボーン式のフロント・サスペンションはスタビライザーの剛性を約20%向上させて旋回時のロールを抑えるとともに、コイルスプリング側をソフトにすることが可能になり乗り心地も改善されたという。マルチリンク式のリア・サスペンションは各アームの配置を見直し、「高いグリップ性能と優れた操縦応答性を確保」したそうだ。

アレックス・ブルツ選手も褒めていた新しいステアリング・ギアボックスは、各部の剛性を高めた上でギア比をクイック化。国内外のサーキットと世界各地の公道を走り込んで緻密なチューニングを重ね、「あらゆるシーンでドライバーの指先に微細な変化が伝わる、理想のステアリング・フィールを実現」したと胸を張る。



パワートレインは全部で3種類。エントリー・グレードの「IS250」には先代と同じ2,499ccV型6気筒「4GR-FSE」型エンジンと6速ATを採用。最高出力215ps/6,400rpm、最大トルク26.5kgm/3,800rpmというスペックも変わらない。そしてこのモデルにのみ、他のISと同じ後輪駆動の他に、フルタイム4輪駆動も用意されている。

トップ・グレードの「IS350」も最高出力318ps/6,400rpm、最大トルク38.7kgm/4,600rpmを発生する3,456ccV型6気筒「2GR-FSE」型エンジンを引き続き搭載するが、トランスミッションは先代の高性能モデル「IS F」から8速AT「8-Speed SPDS」を譲り受け、手動変速が可能なマニュアル・モードでは0.2秒という変速スピードで「よりアグレッシブなスポーティドライビングを愉しむことが」できるという。さらにSPORTモードを選択した時にはコーナー入り口の制動時にGの変化に応じて最適なギアへシフトダウンする、G AI-SHIFT制御が搭載されている。

そして3つめのグレードは新たに追加された待望のハイブリッド「IS300h」。排気量2,493ccから最高出力178ps/6,000rpm・最大トルク22.5kgm/4,200rpm〜4,800rpmを発揮する直列4気筒エンジンに、それぞれ143psと30.6kgmを発生してエンジンをアシストする電気モーターの組み合わせによって、システム全体の最高出力は220psに達するという。トランスミッションは電気式CVT。バッテリーのみで走行可能な「EVドライブモード」も用意され、JC08モード燃費は23.2km/リッターと発表されている。ニッケル水素バッテリーはラゲッジルーム下に収められているため、ハイブリッドカーでは難しかった6:4分割可倒式シートを実現することが出来たという。



さらにハイブリッドを含む各モデルには、レクサス・スポーツ・モデルの証である「F」の文字を受け継ぐ「F SPORT」と呼ばれる仕様が設定されている。18インチ・ホイールやメッシュタイプのグリル、バンパーなどが専用デザインとなるほか、インテリアではあのスーパーカー「LFA」を思わせる可動式メーターリングを取り入れた専用メーターを採用。ホールド性の優れたシート形状やステアリング・ホイール、シフト・ノブ、アルミ製ペダル等、内外装に多くのスポーティな専用装備が付く。もちろんサスペンションも、ショックアブソーバーやEPSに専用チューニングが施されているという。ローダウンされるわけではないようだ。



ボディ・サイズは、全長4,665mm × 全幅1,810mm × 全高1,430mm。先代よりも80mm長くなったが、そのうち70mmはホイールベースの延長に当てられ、室内空間が拡大。特に後部座席の膝前スペースは従来より85mmも拡がっている。

グレード展開はパワートレインによってIS250(2WDと4WD)、IS350、IS300hと分かれ、さらに各モデルには標準仕様と "F SPORT"、そしてセミアニリン本革シートなど装備充実の豪華仕様 "version L" の3タイプが用意される。価格はIS250(2WD)の420万円から、IS350 "F SPORT" の595万円まで(いずれも消費税込み)。



レクサス自ら、"アグレッシブなスポーツセダン" を名乗る新型IS。好き・嫌いははっきり分かれそうだが、指向性(そして"嗜好"性)がより明確になったため、"好き"な人にはかなり魅力的に感じられるクルマに仕上がっていることも期待できそうだ。ご購入を考えている方は是非、異なるグレードを乗り比べて好みのISを選び出していただきたい。ボディ・カラー、内装色も豊富に用意されているので、自分にピタリと合う仕様を手に入れれば、きっと愛着が湧くに違いない。詳しい情報は、以下のリンクから公式サイトをご参照いただきたい。

LEXUS New IS

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