ホンダは16日、緊急記者会見を開き、2015年からF1世界選手権に "パワーユニット・サプライヤー" として復帰することを発表。供給先はかつての盟友マクラーレン・チームだ。

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ホンダは1964年、初の市販乗用車を発売した翌年にF1に参戦。1968年に活動休止するまでの間で2勝を挙げる。そして1983年に今度はエンジン・サプライヤーとして復帰し、ウイリアムズ、マクラーレンという名門チームと組んで10年間で69勝を記録。中でも1988年には「マクラーレン・ホンダ MP4/4」が全16戦中15勝を挙げるという伝説的な記録を残した。F1にホンダが三度戻ってきたのは2000年のこと。B.A.R.チームと共同でシャシーの開発まで手掛け、さらに2006年にはチームを買収し38年ぶりにフル・コンストラクター、ワークス・チームとして参戦を続けるが、僅か1勝しただけで2008年シーズンの終了と共にチームを売却。F1活動を休止、ではなく撤退と発表される。




それから7年後。2015年にホンダはかつて共に栄光を築き上げたマクラーレン・チームと組み、エンジンだけでなくエネルギー回生システムも開発・製造・供給する「パワーユニット・サプライヤー」として、F1に復帰することがこの日、急遽開かれた記者会見の場で正式に発表された。マクラーレンは車体の開発・製造およびチーム運営を担当し、「マクラーレン・ホンダ」として活動していくという。


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壇上に登場した伊東孝紳社長によると、チャンピオンはおろか1勝しか挙げられなかった第3期の活動は「私自身、大変悔しい思いがあり、同時にファンの皆様のご期待に添えなかったことを、とても残念に思っています」とのこと。当時、F1に携わっていた約400人の技術者は、その後、環境技術を中心とした量産車の開発に加わっているそうで、「短期間でホンダの競争力を大幅に向上させることに、大いに貢献してくれました」と、伊東社長は前回のF1参戦で "やり残したこと(満足のいく成果)" と "得られたこと(技術者の育成)" を説明する。



一方、F1の世界では、2014年にはエンジンの規定が現在の2.4リッターV型8気筒から、1.6リッターV型6気筒ターボに"ダウンサイジング"されることや、エネルギー回生システムの導入など「市販車の環境技術に呼応する新しいレギュレーションが導入される」ことを参戦理由の1つとして挙げ、レースによって磨かれる技術が市販車にフィードバックされるというだけでなく、「市販車からレースへのフィードバックも期待できる」と自信を覗かせた。

また、F1参戦復帰を求める声は社内にも多く、「将来のホンダを担う若い技術者からもF1に挑戦したいという声が上がるように」なって来たという。「世界中の自動車メーカーが、熾烈な競争を繰り広げる中、ホンダが勝ち残っていくためには、これからも卓越した技術進化を続けていかなければ」ならず、そのためには「若い技術者が自らの技術を世界で試し、磨く場が必要」であり、「これからのF1はそれを実現するのに最適な場である」と伊東社長は述べる。

また、「何よりもホンダは創業以来、レースに参戦し、勝利することで成長してきた企業」であるから、「世界中のお客様がこれまで(ホンダを)応援して来てくださったのも、私どもがレースに挑み、勝つ姿に共感してくださっているからだということを改めて認識しなければいけない」と感じているという。

以上が伊東社長によるF1参戦復帰の理由だ。「世界一を目指し、ホンダの技術力を結集して、F1で1日も早く勝ち、皆さんと共に、夢を実現したいと考えております」という言葉で会見は終了した。



続いて登壇したのは、マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ代表。「本日、あのホンダとマクラーレンによる伝説的なフォーミュラ・ワン・パートナーシップの、新たなショーの幕開けをご紹介でき、大変光栄に思う」と語った。「世界有数の研究開発力と技術力に下支えされ、サーキットにおいて結果を残すことが出来る永続的なパートナーシップを築き上げていく」というから、今回のホンダのF1参戦活動は1、2年の短期間で終わるものではないと期待していいらしい。

なお、参戦が2年も先ということで、この日ドライバーに関する発表は一切無し。これから2015年まで、日本人ドライバーを筆頭にその候補となりそうな人物の活躍に注視していきたい。




第1期は日本の自動車メーカーとして初めてF1に参戦して勝利を挙げ、第2期には中嶋悟選手を初の日本人フルタイムF1ドライバーに後押し。思ったような結果が残せなかったとはいえ第3期にも、日本製エンジンで日本人ドライバーである佐藤琢磨選手を表彰台へ送り込んだ。そして来る第4期。ホンダ、マクラーレン、V6ターボと、昔の栄光を思い出させるには充分なピースが揃った。だがF1は、エンジンとチームとマシンだけでは最強にはなれない。アイルトン・セナやアラン・プロスト、ネルソン・ピケのようなドライバーが乗って初めて、"強い"と言われる体制が出来上がるのだ。マクラーレンのナンバー1ドライバーであるジェンソン・バトンは彼らの後継者となれるだろうか。それとも若き日のセナをロータスから連れてきたように、新たな原石がマクラーレン・ホンダによって磨かれるのだろうか。


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