ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は15日、イギリスのシルバーストン・サーキットで開催された『グランツーリスモ』15周年記念イベントにおいて、その新作となる『グランツーリスモ6』が2013年冬の発売を目標に現在開発中であることを発表。収録車種やコースを予告するコンセプト・ムービーと画像を公開した。

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SCEの家庭用ゲーム機「プレイステーション」用ゲーム・ソフトとして販売されて来た『グランツーリスモ』シリーズは、単なるレース・ゲームというレベルを超える"ドライビング・シミュレーター"として、世界中のクルマ好きから高い人気を博している。今回開催されたイベントはその最初のタイトルが発売されてから今年で15周年を迎えることを祝うもの...というより、前作『グランツーリスモ5』(GT5)の発売から3年を経て、いよいよ新作『グランツーリスモ6』(GT6)に関する発表が行われる場になるのではないかと期待されていた。

そして予想と期待通り、イベント内において同シリーズのプロデューサーである山内一典氏は、新作『グランツーリスモ6』が2013年冬の発売を目指して現在開発中であると発表。シリーズの特長でもある美しいグラフィックで描かれたコンセプト・ムービーと画像、ゲームに関する概要が明らかにされた。




ゲーム機本体である「プレイステーション」シリーズは、すでに次期型「プレイステーション4」が2013年末に発売になることが発表されているが、グランツーリスモの新作は現行機種「プレイステーション3」用のソフトウェアとして発売されることが確定。前作「GT5」と同じハードウェア向けとなるにも拘わらず、ゲーム・ソフトとしてその文字通り核となるコア・システムは「"リアルドライビングシミュレーター"としての基本的なポテンシャルを高めるため」刷新が図られる。

コンパクトで高速な新しいゲームエンジンは軽快でレスポンスのよいプレイが可能となり、ローディング時間も短縮されるという。プレイステーション3の「限界を押し上げる」新レンダリングエンジンも搭載されるそうだ。さらに将来を見据えた柔軟なシステム拡張性を備え、スマートフォンやタブレット、PCといったマルチ・デバイスにも対応するとしている。

サスペンションやタイヤ、空力などの挙動をゲーム内で再現する物理シミュレーションも新しくなるそうで、新たにテクニカル・パートナーとしてタイヤ・メーカーの横浜ゴムと、ドイツのサスペンション・メーカーであるKWオートモーティブが、タイヤやサスペンションのモデリング開発に参加しているという。




気になる登場車種とコースについては、「GT5」で見られた全車種、全コースが引き続き収録される上、1971年型「フェラーリ ディーノ 246GT」のようなヒストリックカーから、「KTM X-BOW R」や「テスラ モデルS シグネチャーパフォーマンス」などの現行車、「メルセデス・ベンツ SLS AMG GT3」といったレースカーが加わり、発売時の収録車種は1,200台を超えるという。もちろん発売以降もオンラインを通じて継続的に新しいクルマが入手可能になる予定だ。今回公開されたムービーでは、かつてマクラーレンで究極のF1マシンとロードカーを手掛けたゴードン・マレー設計による異色ロードカー「ライトカーカンパニー ロケット」も登場しており、個人的に惹かれる。




コースは、今までなかったことが不思議な気もするシルバーストン・サーキットをはじめ、7つのロケーションが新たに追加され、合計33ロケーションが収録されるという。こちらもオンラインで新たなコースが提供される予定。さらに自分でオリジナル・コースを生成できるコースメーカー機能がグレードアップするそうで、「アンダルシアをはじめとする数十km四方の広大な景観の中で自在にコースを生成できる」ようになるという。

バーチャルなゲームによってリアルなレーシング・ドライバーを発掘する「GTアカデミー」は日産自動車と共同で2013年も継続して開催されるほか、「今後6ヶ月の間に自動車産業やそれ以外の先進的なブランドとの、さまざまなコラボレーションを発表予定」だとか。




最後にプロデューサーである山内一典氏のコメントをご紹介しておこう。

「最初の『グランツーリスモ』が出てからもう15年が過ぎたかと思うと感慨深いです。当時からは様々な事情が大きく変わっていますが、『GT6』でも私の夢は更に進化しています。『グランツーリスモ』に愛着を持ってくださっている皆さんが多いPS3®において『GT6』をリリースできて、とてもうれしく思っています。今回はシステムの将来の拡張性のためにシステムのコアをリファクタリングしました。今回発表した新しいゲームや追加要素の他にも、まだまだお伝えしたいことはありますが、『GT6』の発売はただの始まりにすぎません。リリース後もどんどん進化を続けます。次の15年の「グランツーリスモ」を通して達成したいアイデアは多くあり、それらを順番に実現していきたいと思います。」




なお、先述の通り2013年冬の発売を目指して現在開発作業が(きっとかなりハードに)進められているグランツーリスモ6だが、まずは今から2ヶ月後の7月に「体験版」がリリースされる予定だそうだ。定評ある超絶グラフィックの進化はもちろん、刷新されるゲームエンジンや物理シミュレーションによってどれだけ「楽しさ」と「リアルさ」が向上するのか。楽しみである。

グランツーリスモ・ドットコム

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