フィアット、3代目となる新型「パンダ」を日本でも発売!
フィアット クライスラー ジャパンは、イタリアのフィアットを代表する小型ハッチバック車「パンダ」の3世代目となる新型を日本に導入すると発表。6月1日より全国の正規ディーラーを通じて発売する。

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1980年に発売された初代フィアット パンダ(下の画像:左)は、ジョルジェット・ジウジアーロ率いるイタルデザインがスタイリングだけでなく全面的に開発を担当。イタリアの小型車らしい簡便で洒落っ気もある佇まいや、パッケージングから感じられる清々しい合理性は、1980年代〜90年代の日本でも人気を博した。度々改良を加えられながら20年近く生産が続けられるほどの長寿車となり、1999年には一度姿を消したが、2003年に背の高くなった2代目が登場(下の画像:右)。実用車としてのポテンシャルは増したにも拘わらず、我が国では初代ほどの人気は得られたとは言い難く、後にデビューしたフィアット 500が話題と注目を集める横で、ひっそりと販売終了していった。



そんな東国における人気はさておいて、ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを獲得したほどあちらでは評価が高かった2代目のコンセプトを引き継ぎ、2011年のフランクフルト・モーターショーで発表された3代目となる新型パンダは、出来るだけ外寸を抑えながら室内空間を拡大し、安全性や環境性能を高め、初代以来の伝統でもある、実用性を重視した楽しさを感じさせるデザインを受け継いだ「コンパクトカーとしての魅力をさらに磨き上げたニュー・モデル」になったとフィアットは言う。



全長3,655mm × 全幅1,645mm × 全高1,550mmというボディ・サイズは、先代モデルに比べて120mm長く、55mm幅広く、15mm高くなったが、室内幅が前席で26mm、後席で5mm拡がり、2,300mmというホイールベースは不変のまま、室内長は20mm延長されている。さらに荷室容量も先代から10リッター増しの225リッターとなり、60:40の比率で分割可倒式の後部座席を完全に畳めば、フラットな870リッターのラゲッジ・スペースを作り出すことができるという。



日本仕様に採用されたエンジンは、電子制御式インテーク・バルブで吸気をコントロールする「Multi Air」テクノロジーを採用したフィアット自慢のダウンサイジング・ユニット、2気筒ターボ「ツインエア」。排気量875ccから最高出力85ps/5,500rpmと最大トルク14.8kgm/1,900rpmを発生するスペックも含め、フィアット 500に採用されているものと共通だ。組み合わされるトランスミッションも、お馴染みのシングル・クラッチ式2ペダル5速セミAT(フィアットでは「ATモード付きシーケンシャル・トランスミッションと呼ぶ)「デュアロジック」のみという設定。JC08モード燃費が18.4km/リッターとフィアット 500(24.0km/リッター)に比べて劣るのは、広い室内空間と引き替えなので仕方なしといったところか。1,070kgという車両重量は日本人成人女性の平均体重1人分前後、重いだけ。



先代より少し、初代より大幅に丸みを増したボディの、サイドと前後バンパーに付けられた樹脂製のプロテクト・ストリップは、軽い接触から塗装面を守る、ヨーロッパの国々で路上駐車をする際には必需品。ブラック・アウトされた大型のフロント・グリルと合わせて、ボディ・カラーと程よいコントラストになりそうだ。Cピラーに設けられた小窓は先代モデルから引き継ぐ特徴で、明るい室内と良好な斜め後方視界をもたらす。日本向けに選ばれたボディ・カラーは、「ピースフル・ホワイト」「イタリアン・レッド」「スイートドリーム・ターコイズ」「スイートキャンディー・ベージュ」という名前も素敵な4色のソリッド・カラーに、メタリックの「バレンタイン・レッド」を加えた計5色。インテリアはボディの色に合わせて、チャコールグレーとサンドベージュ、もしくはチャコールグレーとレッドという2タイプのシート・ファブリックに、サンドベージュまたはメタリックグレーのインストゥルメント・パネルが組み合わされる。

日本仕様のグレードは、イタリアでは下から2番目となる「イージー」の1種類のみで、ヘッドライトはハロゲン、エアコンはマニュアルとなるが、ステアリング・ホイールやシフト・ノブはレザー仕上げ。アロイ・ホイールも標準装備で、タイヤのサイズは185/55R15となる。6エアバッグや5名定員全員分の3点式シートベルト等の基本的な装備に加え、坂道発進補助機能が組み込まれたESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)やブレーキ・アシスト付きABS、急制動時点滅ブレーキ・ランプ等の安全装置も標準装備される。




ハンドル位置は右のみで、価格は208万円(消費税込み)。ただしピースフル・ホワイト以外のボディ・カラーは5万円高のオプションという扱いになる。ヨーロッパではすでに先代・先々代同様4輪駆動モデルもラインアップされているが、現在のところ日本仕様は前輪駆動モデルのみ。残念ながらディーゼル・エンジン搭載モデルも導入は見送られた。

同じパワートレインを積むフィアット 500に比べると12万円も低い価格に設定された3代目パンダは、イタリアを感じさせる実用的な小型車として、日本でも先代を凌ぐ人気を得られるだろうか!? 個人的には以前ご紹介したさらに実用的なヴァン仕様ならより魅力的に思えるのだが...。それはともかく、新型パンダの詳しい情報は以下のリンクから日本公式サイトの専用ページをどうぞ。

FIAT PANDA

FIAT公式サイト

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