【ビデオ】佐藤琢磨、インディカー第4戦はラスト1周最終コーナーで抜かれて惜しくも2位!
5月5日、ブラジル・サンパウロの市街地コースで行われたインディカー・シリーズ第4戦において、前戦で初優勝した佐藤琢磨選手が2位に入り、獲得シリーズ・ポイントのランキング1位に躍り出た。連続優勝こそ逃した琢磨選手だったが、レース後半ではファイナル・ラップの最終コーナーまでトップを守り続け、前回の優勝が決してフロックではないことを証明して見せた。手に汗握る(結果的には抜かれてしまったけれど)ゴール前のバトルを、公式ハイライト映像で是非ご覧いただきたい。

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2013年インディカー・シリーズ第4戦「サンパウロ・インディ300」は、前戦のロングビーチに続いて市街地コースを舞台に戦われた。予選12番手からスタートした琢磨は34周目に一度トップに立つが、37周目に出されたフルコース・コーションの際に2度目のピットイン。タイヤを履き替える。これにより一時は19番手までポジションを落とした琢磨だったが、レース残り18周を残す57周目に見事1位のポジションに返り咲き、終盤のレースをリードする。



ホワイト・フラッグが振られ、先頭で迎えたファイナル・ラップ。だがすでにレース全周回数の半分もの間、履き続けていたファイアストンのソフト・タイヤは限界を迎えていた。後ろから激しくプッシュするグリーンのマシン、ジェームズ・ヒンチクリフをかろうじて抑えているが、カー・ナンバー14を付けた琢磨のマシンは見ていてはっきり分かるほど、コーナーで横にスライドしている。



最終コーナー手前の長いバック・ストレート、琢磨のスリップ・ストリームから出たヒンチクリフはアウト側から並び、2台はサイド・バイ・サイドのまま最終コーナーへ向かう。イン側にいた琢磨だが、グリップの "終わった" タイヤと少しトラブルも出ていたというブレーキのため、コーナーの飛び込みで外へ僅かに横滑り。カウンター・ステアを当ててマシンの姿勢を建て直す間に、ヒンチクリフはラインをクロスさせ、コーナーのインを刺す。並んだままコーナーを回った2台だったが、立ち上がりで前へ出たヒンチクリフに対し、ゴール前の短い直線で琢磨は諦めずにイン側を狙う。マシンを右に寄せ、これを牽制するヒンチクリフ。




そしてチェッカー・フラッグ。優勝したヒンチクリフに遅れること僅かコンマ3秒で佐藤琢磨は2位フィニッシュ。2戦連続で表彰台に上った。このレースで43ポイントを獲得した琢磨は合計136ポイントとなり、見事ポイント・ランキングの首位に立つ。インディカー・シリーズで日本人ドライバーがチャンピオンシップをリードするのは、これが初めてのことだ。



佐藤琢磨選手のコメント

「今日は12番手からのスタートでしたが、序盤から着々とポジションを上げていき、ライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)をパスしてトップに立つことができました。そのあとにピットストップに入ったことで、いったん後方に下がりました。あのタイミングは少し早かったですね。そこで新品のソフトタイヤを装着したのですが、ゴールまでは35周以上もあり、最後はグリップがなくなっていました。それでも、後方から迫ってくるライバルたちとバトルし続け、なんとかトップを守り続けていました。ブレーキにもトラブルが少し出ていたので、最後の10周ぐらいはいつ抜かれてもおかしくない状態が続いていました。最終ラップの最終コーナーは、ヒンチクリフが見事でした。優勝を逃したのはとても悔しいですが、チームのクルーたちが本当にすばらしい力を発揮してくれて、2位という結果を手にすることができました。そして、ポイントリーダーになることもできました。チームの士気は高まっていますので、この勢いを保って、3週間後のインディ500でもいい戦いをしたいと思います」


HPD(ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント)テクニカル・ディレクター、ロジャー・グリフィス氏のコメント

「佐藤琢磨はあと一つのコーナーで優勝を逃しましたが、彼とA.J. Foyt Racingは見事な戦いぶりをみせてくれました。ロングビーチでの彼らの優勝をまぐれだと思った人もいるかしれません。しかし、そうでないことを今日の彼らは証明していました。速いマシンを作り上げ、琢磨はすばらしいドライビングをゴールまで続けていました。ピットストップのタイミングから、一時は後方に埋もれましたが、チームの作戦によって、トップに復活しました。あれだけの周回数にわたってソフトタイヤを持たせられたのも、琢磨とチームの実力が高いからこそです。これで琢磨はポイントリーダーです。シリーズタイトルは、シーズンを通しての安定感が高い者が獲得します。2レースで優勝と2位。今の勢いを保ち続けてほしいです。エンジン競争は第4戦でも大変激しかったです。今日のレースでは、チームによってウイングの角度が違っていたため、ストレートでのスピードだけでパワーを比較することは難しいですが、ライバルとは実力がかなり伯仲している状態です。次のレースであるインディ500は、オーバルコースでの戦いですが、し烈なエンジン開発競争も続いていきます」




次戦はいよいよ、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われる伝統の「インディ500」。2012年にはもう少しで優勝というところで悔しい結果に終わった琢磨選手が、昨年の "忘れ物" を是非とも取り戻し、新たにもう1つ「日本人初」の快挙を記録してくれることを、期待して応援しよう!

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