アウディ、マイナーチェンジが施されたミドシップ・スポーツ「R8」を日本でも公開!
アウディ ジャパンは19日、一部仕様変更されたミドシップ・スポーツカー「R8」の発表会を東京都現代美術館で開催。先進的なフェイスリフトが施されたほか、トランスミッションが遂にデュアルクラッチ式となった。

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日本では2007年に最初のモデルが発売されたR8は、軽量なアルミニウム製ボディ「ASF(アウディ・スペース・フレーム)」を採用する車体の中央にV型8気筒またはV型10気筒自然吸気直噴エンジンを搭載し、「クワトロ・フルタイム4WDシステム」を介して4輪を駆動する2人乗りのスーパー・スポーツカー。2012年8月末に開催されたモスクワ・モーターショーにおいて大幅に改良を施した2013年モデルが発表され、4月10日に発売が予定されている日本でも、今回一足早くそのお披露目が行われた。



2013年モデル最大の変更点は、トランスミッション。従来のシングル・クラッチ式6速「Rトロニック」に替わって、遂に待望のデュアル・クラッチ式7速「Sトロニック」が搭載されたのだ。エンジンのスペックは今までと変わらず、最高出力430ps/7,900rpm、最大トルク43.8kgm/4,500-6,000rpmを発生する4.2リッターV8と、それぞれ525ps/8,000rpmと54.0kgm/6,5000rpmを誇る5.2リッターV10の2本立てだが、0-100km/h加速は「R8 クーペ 5.2 FSI クワトロ」なら3.6秒、オープントップ仕様の「R8 スパイダー 5.2 FSI クワトロ」が3.8秒、V8を搭載する「R8 クーペ 4.2 FSI クワトロ」は4.3秒と、全モデルで0.3秒も短縮されているという。燃費は約7%ほど向上しているそうで、ヨーロッパにおける計測値はV8クーペなら8.06km/リッター、V10クーペで7.63km/リッターと発表されている。



このSトロニックの採用によって加速・燃費ともにマニュアル・トランスミッション仕様を凌ぐ数値を記録したと言いつつ、「操る歓び」を求める顧客の要望に応えて、今回新たにV10搭載モデルでもクーペなら6速マニュアル・トランスミッションが選べるようになった。0-100km/h加速は3.9秒とSトロニック仕様に後れをとるが、逆に最高速度は316km/hとなり2km/hほど上回る(けれど、その優位を実感できる場面は極めて少なそう...)。




外観では特徴的な3つのグリルを中心にフロント・バンパーのデザインを変更。フルLEDのヘッドライトも一新されている。リアのコンピネーション・ランプには、内側から外側に流れるように点灯する「ダイナミックターンシグナル」が採用された。それがどういうものかは、短い動画をご用意したのでご覧頂ければお分かりになると思う。合計30個の発光ダイオードが3つのセグメントに分けて配置され、0.15秒おきに順次点滅するという仕組みになっているそうだ。凝った造形のヘッドライトも含め、点灯している様子はまるでコンセプト・カーのように先鋭的な雰囲気。旧モデルのオーナー達から羨ましがられるかも。エキゾースト・パイプは全グレードが高性能限定モデル「R8 GT」譲りの真円形状となり、ディフューザーやドアミラーなどの形状も変更されている。



インテリアでは、シフトゲート周囲にハイグロス・ブラックのパーツを配し、パワー・ウインドウのスイッチをアルミニウム調とするなど、各部の質感が高められている。シフト・パドルの形状はより大型化され、操作性が向上したそうだ。V10モデルではクーペ&スパイダーともファインナッパ・レザーが奢られたスポーツ・シートが標準装備。V8モデルのシート表皮はパールナッパレザーとアルカンターラのコンビが標準で、本革仕様にはレザーパッケージを選ぶことで変更できる。さらにブラック・レザーにR8ロゴがエンボス加工されたバケットシートもオプションで選択可能だ。




今回の仕様変更ではブレーキに放熱性の優れたウェーブ・デザインのベンチレーテッド・ディスクが採用され、1輪あたり500gほど軽量化されているそうだ。もちろんカーボンファイバー/セラミックのディスクもオプションで装着可能。こちらは標準タイプのブレーキよりもさらに20kg近く軽くなる。全車19インチとなるホイールはV8モデルが5スポーク、V10モデルはYデザインの10スポーク。ショックアブソーバーのシリンダー内に磁性流体フルードを封入することで減衰力を瞬時に可変させる「アウディ マグネティックライド」が、日本仕様では全車に標準装備されるようだ。



価格は若干(?)引き上げられ、R8 クーペ 4.2 FSI クワトロの6速マニュアルが1,729万円。7速Sトロニックは1,799万円。R8 クーペ 5.2 FSI クワトロは、それぞれ2,049万円と2,119万円。R8 クーペ 5.2 FSI スパイダーは7速Sトロニックのみで2,339万円となっている(いずれも消費税込み)。ハンドルの位置は右/左とも同価格で選べ、V8とV10の(装備も含めた)価格差は320万円、トランスミッションはSトロニックの方がMTよりも70万円高くなる設定だ。その他、カーボンを使った外装パーツやレザーを豊富に用いた内装など、様々なオプションが用意されている。ボディ・カラーには写真のクーペに見られるサモア・オレンジをはじめ3つの新色が加わったそうだ。販売は全てのアウディ・ディーラーではなく、「メカニック・サービスともある基準を満たした」選ばれた店舗のみの扱いとなる。現時点では全国に14店舗だが、2013年中には20店舗に増える予定だとか。




オリジナル・デザインを弄っただけの "化粧直し" 的なフェイスリフトに留まらず、見た目も機械的にも最新モデルにアップデートされた印象を受ける2013年型R8。アウディの高性能モデルを手掛けているクワトロ社で開発部門トップを務めるステファン・レール氏によれば、R8のようなスポーツカーに求められるのは「変化ではなく最適化を図ること」だという。詳細な情報は以下のリンクから公式サイトをご覧いただきたい。

Audi Japan

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