【ジュネーブ2013】マセラティ、4人が乗れる「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」を公開!
マセラティは、現在開催中のジュネーブ・モーターショーにおいて、2ドア・クーペのホッテスト・モデル「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」の4シーター仕様を世界初公開した。

マセラティの現行2ドア・クーペ「グラントゥーリズモ」に、それをベースとするワンメイク・レース仕様車「トロフェオ」の開発を通じて得られた"レーシング・テクノロジー"を還元することで、高性能化させた最もホットな一般向け市販モデル、それが「グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」だ。「MC」とは、マセラティのレース部門「マセラティ・コルセ」を意味し、「ストラダーレ」はイタリア語の「ロード」、つまりロードゴーイング・モデルであることを表す。わざわざ車名に「公道仕様」と特記していることから、このモデルの素性が分かるというもの。それゆえに、MC ストラダーレではこれまで他のグラントゥーリズモ・シリーズとは異なり、後部座席が省略され、純然たる2シーター・モデルとして販売されてきた



レース直系モデルならそれでいいかも知れないが、しかし本来4シーター・モデルとして設計されたグラントゥーリズモの車体には、フロント・シートの背後に充分な広さの後部座席を備えるだけのスペースがある(何せ、ホイールベースが2,938mmもあるのだから)。それはマセラティならではの大きな魅力であり、「2人乗りでいいならフェラーリ買うよ」という声が顧客から聞かれたのかどうかは知らないが、今回マセラティは、この "レーシィ" なMC ストラダーレにもリア・シートを装備する4シーター・バージョンを用意した。



外観から一目で分かる2シーター・モデルとの相違点は、ボンネット中央に開けられたエア・インテーク。トロフェオやGT4などレース仕様車の開発を通じて得られたノウハウを活かし、新設計されたというこのボンネットは、エンジン・ルームの冷却性能を上げるとともに、フロントのダウンフォースを増大させ、空気抵抗を増やすことなく高速域における安定性を向上させたという。さらに形状だけでなく、実は素材がカーボンファイバー製であるという点もレースカーとお揃いで、これらの軽量化によって後部座席を備えたにも拘わらず、車両重量は2シーター仕様と同じ1,700kgに抑えられているそうだ。お役ご免と成った2シーターのMC ストラダーレはこれにて生産終了となる。




その新しいカーボンファイバー・ボンネットの下、フロント・ミッドに搭載される4.7リッターV型8気筒エンジンの最高出力は、これまでの450pから460psへ10psアップ。タペットやカムシャフトのプロファイル部に「ダイヤモンドを思わせる表面加工を施す」マセラティ・ローフリクション・プログラムを取り入れたことから、出力だけでなく燃費も向上しているそうだ。2ペダル式電子制御6速ギアボックス「MC レースシフト」は理想的な重量配分(前48:後52)を実現するため、エンジンから切り離してキャビン後方のリア車軸側に配置。妥協なく設計されたFRスポーツ・モデルではお馴染みの、トランスアクスル・レイアウトだ。シフト・チェンジに要する時間は僅か0.06秒。人間が1回瞬きをする時間の1/5に過ぎない。このギア・ボックスには「オートマチック」「スポーツ」「レース」という3つのモードが用意されており、これに合わせてスロットル・レスポンスやスキッド・コントロール、エキゾースト・ノートの設定が切り替わるという。ギア・チェンジはステアリング・ホイール裏に装備されたパドル(標準モデルよりも長くなっているとか)によって行うが、コーナー入り口に向かってブレーキングしながらシフト・ダウンする時、ダウンシフト・パドルを引いたままにしておくと自動的に1段ずつシフトが落ちる仕掛けが付いている。これも「レース・フィールドから還元されたテクノロジー」の1つだそうである。



標準モデルのグラントゥーリズモよりもペダル・ストロークが短く設定されているというブレーキは、ブレンボ製カーボン・セラミックを採用。フロントが380mm×34mmディスクと6ピストン・キャリパー、リアは360mm×32mmディスクに4ピストン・キャリパーという組み合わせ。ホイールのデザインは変更されたが、前255/35ZR20、後295/35ZR20というタイヤ(ピレリが専用開発したPゼロ・コルサ)のサイズはこれまでと変わらない。



4つのシートが装備されたインテリアは、フルレザー、レザー/アルカンターラ、レザー/カーボンファイバーから選択可能。ステアリング・ホイールも3タイプから選べるそうだ。シート表皮に「ドリルド加工」を施したり、上の写真のような赤いスティッチとヘッドレストに "トライデント" の刺繍を入れたりなど、様々な仕立てを注文できる。

リア・シートを備えながらも変わらぬ車重と10ps増えたパワーにより、0-100km/h加速はこれまでの2シーター仕様より0.1秒短縮されて4.5秒。最高速度も3km/h向上し、303km/hと発表されている。



レースカー直系の高性能を4人で楽しめる新しいグラントゥーリズモ MC ストラダーレは、1940年以来マセラティが本社を構えるイタリア・モデナ市のヴィアーレ・チーロ・メノッティにある工場で生産され、もちろん日本でも販売される予定。日本仕様の価格・発売日などが発表されたら、その時またお伝えしよう。詳しい情報は以下のリンクから公式サイトをどうぞ。


マセラティ ジャパン 公式サイト

Related Gallery:2013 Maserati GranTurismo MC Stradale: Geneva 2013 Photos

 
Related Gallery:GranTurismo MC Stradale Geneva 2013

 
【PR】MC ストラダーレの購入を考える前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べてみよう!
 
<関連フォトギャラリー>
Related Gallery:Maserati GranTurismo S Limited Edition Photos

 
Related Gallery:Maserati GranTurismo S Superior Black Edition by Anderson Germany Photos

 
Related Gallery:Paris 2010 Maserati GranTurismo MC Stradale

 
Related Gallery:Maserati GranTurismo MC Stradale

 
Related Gallery:Abarth 695 Edizione Maserati

 
<人気フォトギャラリー>
Related Gallery:tokyo autosalon 2013 girls 10 02

 
Related Gallery:tokyo autosalon 2013 girls 08 03

 
Related Gallery:tokyo autosalon 2013 girls 05 03

 
Related Gallery:tokyo autosalon 2013 girls 02 03

 
Related Gallery:tokyo-autosalon-2013-girls01-01