【ビデオ&フォト】ランボルギーニ、創立50周年記念の限定生産スーパーカー「Veneno」を公開!
ランボルギーニは4日、ジュネーブ・モーターショー開幕前夜に開催されたフォルクスワーゲン・グループのイベントにおいて、創立50周年を記念するスーパーカー「Veneno」を発表。その仕様も明らかにされた。なお、今朝ご紹介した公式画像の記事までに入っていた "事前情報" とはいくつか異なる点があることをご了承いただきたい。

スペイン語で「毒」という意味の車名「Veneno(スペイン語の発音では「ヴェニーノ」が近いそうだが、ランボルギーニ社長兼CEOのステファン・ヴィンケルマン氏によるドイツ語のスピーチでは「ヴェネーノ」と聞こえる。ランボルギーニ ジャパンによる日本語表記は未定)」とは、やはりランボルギーニの伝統に従って、伝説的な闘牛の名前から付けられている。1914年、アンダルシアのサンルーカル・デ・バラメダ闘牛場において、著名なマタドールであるホセ・サンチェス・ロドリゲスとの死闘によってその名前が一躍知れ渡ったヴェニーノは、「これまで最も強く、最も攻撃的な牛のうちの一頭であり、また闘牛の歴史上、最も俊敏な牛としても有名」だそうだ。ランボルギーニのスーパーカーの名前にぴったりである。



全てCFRP(カーボンファイバー強化プラスティック)で製作されたボディの形状は、エアロダイナミクスの最適化とコーナリングの安定性に焦点を合わせ、「レーシング・プロトタイプカーの操縦感覚が公道で体験できる」ようにデザインされ、そのディテールには全てに、空力の最適化、空気抵抗低減、冷却などの機能的な意味があるそうだ。しかも一目でランボルギーニと分かるような、サンターガタ・ボロニェーゼ(ランボルギーニ社の本拠地)製スーパー・スポーツカーの一貫したデザイン哲学を受け継いでいるという。



フロント・エンドは大きなウイングとして機能し、完璧な空気の流れとダウンフォースを生むと同時に、チャネル・ガイドから流入したエアをフロント・フードやフロント・ホイール後ろに設けられたアウトレットへ正しく導くという。大きく張り出したフェンダーはスポーツ・プロトタイプカーを参考にしたそうで、空力的な流れを整える形状であるとともにエンジン冷却用のインテークが開けられている。フラットなアンダー・フロアを通った空気の流れは4つの四角いエキゾースト・パイプ横にある巨大なディフューザーから抜けて強大なダウンフォースを生み、ボディ上面を流れる空気はリア・カウルの開口部からエンジンを冷却し、調整式リア・ウイングでダウンフォースを発生させる。エンジン・カバーに設けられた特徴的な "シャーク・フィン(サメの背びれ)" は、ブレーキング時の制動力とリアの安定性を高める効果があり、さらにヨー・アングルにおけるダウンフォースが加えられることで高速コーナリング性能が向上するそうだ。

フロント20インチ、リア21インチのセンターロック式アロイ・ホイールのリムにはカーボンファイバー製リングが装着されており、タービンのような効果を生みカーボン・セラミック・ブレーキの冷却に役立つという。



ボディの大部分はガン・メタリック・グレイで塗装され、一部のパーツはクリア仕上げによりカーボンファイバーの繊維模様を露出。サイドにはイタリア国旗の3色ラインが描かれているが、これはランボルギーニがテスト用に(今後も売却せずに)所有する「ナンバー0」と呼ばれるこの個体のみの仕様で、僅か3台のみが製作されるという顧客向け販売用のクルマには、それぞれ緑・白・赤のいずれか1色がアクセントとして入れられるという(すでに3台とも売約済みらしい)。

インテリアにはランボルギーニが独自に開発した「カーボンスキン」と呼ばれるカーボンファイバー製ファブリックを多用。軽量バケット・シートもランボルギーニがパテントを持つ「鍛造コンポジット」製だ。センター・トンネルとサイド・シルにはこのモノコックを形成するカーボンファイバーが見える。ワンオフで作られた「アヴェンタドールJ」や、SUVのコンセプト・モデル「ウルス」で採用された新素材と新製法が当然今回も用いられているわけだ。インストゥルメント・パネルのグラフィックも新たにデザインされ、「Gメーター」などの新機能も追加されているという。



コクピットの背後に縦置きされる6.5リッターV型12気筒エンジンは、インテークの拡大や熱管理の最適化、エキゾーストの改良と僅かに高回転化させることで、現行フラッグシップ・モデル「アヴェンタドール」を50psも上回る750psを発揮。「ISR」と呼ばれる2ペダル式マニュアル・ギアボックスを介して4輪を駆動する。このドライブトレインやブッシュロッド式サスペンションも、ヴェニーノに合わせて調整が施されたという。

乾燥重量は1,450kgと、アヴェンタドールより125kgも軽量化。パワー・ウエイト・レシオは何と2kg/psを切り、僅か1.93kg/psに過ぎない。0-100km/h加速もアヴェンタドールから0.1秒短縮し、2.8秒と発表されている。最高速度は5km/hアップの355km/h。まさしく、史上最速のファイティング・ブルである。



今朝お伝えしたように、事前のリーク情報では「740ps」と言われていたが、どうやらガセだった模様(申し訳御座いません)。リア・フェンダーに貼られたバッジには、「LP750-4」と書かれているように見える。その「750」という数字のうち、「50」が赤くなっているのはもちろん、創立50周年記念という意味が込められているのだろう(この辺もさらに鮮明な写真が届くまで、確定できないが)。

販売価格も、昨日まで聞こえていた噂よりもやや安く、今日は「300万ユーロ(約3億6,400万円)」と言われているようだが、すでに売約済みとのことだし、もはや我々にとってはどうでもよい話かも。購入することはは不可能、運転することも夢のまた夢、でもせめてこの目で実車を見てみたいところだが、世界に僅か4台限りではそれも難しそうだ。顧客に販売される3台は別にしても、ランボルギーニが所有する1台が、いつの日か日本でも展示されることを願おう。それまで以下のギャラリーとビデオで、その姿をご覧いただきたい。


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