スズキは26日、軽乗用車「スペーシア」を発売した。クラストップの室内長と低燃費を誇る、新型軽ハイト(背高)ワゴンだ。

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軽ハイトワゴンまたは軽トールワゴンとも言われる、背(全高)を高くすることで広い室内空間を実現した軽乗用車のジャンルを、1993年発売の「ワゴンR」で開拓したスズキから新たに発売されたスペーシアは、後部座席用に両側ともスライド・ドアを備えることが特徴。つまり、2008年からこれまで販売されてきた「パレット」の後継モデルにあたる。

現行型ワゴンRと共通する2,425mmと長めに取られたホイールベースは、前任車パレットから25mm延長。ワゴンRよりも明らかに "立った" Aピラーとリア・ゲート、そして後端いっぱいまで伸ばされたルーフにより、室内長はワゴンRより50mmも長く、これまで「軽最大級」を謳ってきたホンダの「N-BOX」と比べても35mm勝る、2,215mmという数値を実現した。さらにルーフは左右にも幅を拡げ、頭上だけでなく肩や肘まわりの空間も広くしたという。リア・シートは左右独立してリクライニングと、前後に170mmスライド可能。後部座席のステップは340mmというクラストップの低さで、「小さなお子さまや高齢の方でも乗り降りラクラク」だそうだ。



アルト エコ」で培われた軽量化技術や、高張力鋼板の多用(重量比でボディ全体の42%に使用)により、車両重量は売れ筋となりそうな自然吸気エンジンの上級グレード「X」の前輪駆動モデルで850kgと、パレット比約90kgも軽くなった。もちろんこれは燃費にも効果的。さらに、減速時に高出力・高効率オルタネーターを回して発電し、その電気を高効率なリチウムイオン・バッテリーに蓄えて電装品の電力を賄う、スズキ独自の減速エネルギー回生機構「エネチャージ」や、クルマが完全に止まるよりも前に、走行速度が13km/h以下になるとエンジンが自動的に停止する「新アイドリングストップシステム」など、アルト エコやワゴンRでお馴染みとなった次世代環境技術「スズキグリーンテクノロジー」を採用したこともあり、自然吸気エンジン搭載の前輪駆動モデルならJC08モード燃費で29.0km/リッターを達成。これもまたクラストップの数字だそうである。

エンジンは「R06A」型と呼ばれるスズキの新世代軽自動車用ユニット、排気量658ccの直列3気筒DOHC12バルブVVT(可変バルブ機構)付きを当然スペーシアにも採用。最高出力52ps/6,000rpmと最大トルク6.4kgm/4,000rpmの自然吸気バージョンと、64ps/6,000rpm・9.7kgm/3,000rpmを発揮するターボ版の2種類が用意され、それぞれFF(前輪駆動)とフルタイム4WD(4輪駆動)モデルがある。ターボの4駆でも25.0km/リッターという立派な燃費を達成していることから、全モデルがエコカー減税の免税対象車となっている。トランスミッションは副変速機付きCVTのみの設定。



この手のクルマには動力性能以上に大事な使い勝手の機能ももちろん充実しており、軽自動車で初めて「ワンアクションパワースライドドア」を後席左側に採用(廉価グレードの「G」を除く)。スイッチを一度押すだけで解錠と自動開閉が可能だ。そのスライドドアの振り出し量は、またまたクラストップ(最小)の150mmに抑えられている。最小回転半径もクラストップの4.2m(13インチ・タイヤを装着するGの場合。その他のグレードはワゴンRと同じ4.4m)。ライバルに決して負けまいとするスズキの執念を感じる。



消費税込みの車両価格は、ワンアクションパワースライドドアやフロントスタビライザー等が省略され、チルトステアリングと運転席シートリフターがオプションとなり、タイヤが13インチ(145/80R13)となる「G」のFF車が122万8,500円。4WDが134万6,100円。それらを装備し、タイヤも14インチ(155/65R14)を履く「X」は税抜きで9万円ほど高くなり、FFが132万3,000円、4WDが144万600円。ターボ・エンジン搭載の「T」はさらに9万円アップ、FFが141万7,500円、4WDは153万5,100円となっている。以上は全てオーディオレス。スマートフォン連携ナビゲーション装着車はベース車から7万円(税別)高で用意される。ボディ・カラーは全7色+ルーフをホワイトで塗り分けた2トーン仕様が4色。ただし「G」は2トーンを選ぶことが出来ない。



明確に数字に表れる「広さと低燃費」でライバルに差を付けようというスペーシアは、はっきりと「女性向け」を謳うところが、車中泊やレジャーの道具としての活用を男性にも提案するホンダの「N BOX」と(今のところ)異なる。2012年4月から2013年1月まで、新型ワゴンRが発売された2012年9月を除けば月間車種別販売台数で常に首位をキープしてきたN BOXの牙城を、果たしてスペーシアは女性を味方に付けて崩すことが出来るだろうか!?

詳しい情報は以下のリンクから公式サイトをどうぞ。


スズキ公式サイト 「スペーシア」

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