"大阪オートメッセ2013"には、最新のカスタマイズ車両だけではなく、なつかしの名車なども出品された。中でも人気が高かったのは、童夢が手がけたスーパーカー「零」だ。


この童夢「零」は、1978年に開催された第48回ジュネーブショーに出品された車両である。童夢初のプロトタイプスポーツカーとして開発され、公道を走行できる車両として国内販売を目指したが、運輸省の型式認定を取ることができず市販が断念したモデルとなっている。


左右のドアは、跳ね上げ式を採用し、ドアもシースルーとするなど意欲的なデザインは高い評価を得た。車両のサイズは、全長3980×全副1770×全高980mm。スチールモノコックのシャーシとFRPセミモノコックのボディという組み合わせで920kgという軽量ボディを実現している。

エンジンは日産製のL28型(2800cc)の水冷直列6気筒エンジンを搭載し、最高出力145馬力を発生、サスペンションは前後共にダブルウイッシュボーンが採用されていた。


タイヤサイズはフロント185-60VR13、リアは255-55VR14となっている。今となっては13、14インチタイヤは軽自動車で採用されているぐらい小径タイヤであるが全体フォルムとホイールデザインのバランスは今見ても美しい。

比較的若者中心の来場者が多かった"大阪オートメッセ2013"では、あっ"バック・トゥ・ザ・フューチャー"だ"という声も多くきかれ、特にシルバーのボディーカラーであったためか、デロリアンと混同している人が多かった。この童夢「零」については以前"ノスタルジック2デイズ"の記事で詳細に取りあげているので、興味がある方は是非そちらの記事もチェックしてみてはどうだろうか。

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