去年も紹介をしたことがあったが、フランス映画の巨匠、クロード・ルルーシュ監督が手掛けた幻の映画『ランデブー(C'était un Rendezvous)』が、このたび高解像度ブルーレイ版として発売されることとなった。

『ランデブー』は、1976年公開の短編映画。夜明け前のパリの街を、1台の車が豪快なエンジン音を轟かせながらアクセル全開でひたすら走り抜けるわずか9分間のドキュメンタリーだ。撮影はワンテイクで行われたという。公開当時、赤信号であろうが、通行人が横切ろうが、前方をバスや車がふさごうが、アクセルをゆるめようとしないその無謀な運転に批判が殺到し、映画はすぐに上映禁止となった。しかし40年近く経った現在までファンは絶えず、YouTubeで検索するとメイキング映像やランボルギーニによるオマージュ作品など数多くの関連映像がヒットする。そんな熱狂的なファンの要望に応え、今回のリマスター版が制作されたというわけだ。発売に併せてコンテストも開催され、優勝者には週末のフェラーリ走行体験と英スーパーカークラブ「クラブGT」の会員証が贈られるというおまけつきだ。

それでは早速、『トップ・ギア』のジェレミー・クラークソンも絶賛した『ランデブー』の迫力映像をご堪能いただきたい。また、Hunger TVに掲載された制作秘話(英語)やプレスリリース(英語)も併せてどうぞ。



By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー