米では「スカイラインGT-R」の輸入業者が大儲け!? 右ハンドルにまつわるその理由とは
「隣の芝生は青い」とはよく言ったもので、日本では欧米のスポーツカーが人気だが、逆にアメリカでは日本製のスポーツカーが人気だという。だが、輸入に対しては厳しい規制があり、特に「マツダRX-7」や「アキュラNSX」といった右ハンドルのJDM(日本市場用の)車を輸入するのは困難だと言われている。なかでも最も人気が高く、輸入が難しいのは日産「スカイラインGT-R」だ。

カナダ版オートブログには、そんなスカイラインGT-Rの「R32 NISMO」を、実際に輸入した男、ショーン・モリスの奮闘ぶりが掲載されている。モリスは輸入規制で例外として認められている「展示用」かつ「生産されてから21年以上経つ『歴史的または技術的に価値のある車』」という条件に目を付け、スカイラインGT-Rをこの条件に見合う車として輸入し、自身の運営するサイトで紹介している人物だ。

モリスのサイトによれば、米国におけるCO2排出量テストの免除は、環境保護局では生産から21年、高速道路交通安全局では25年が経過した車に適応されるという。そこでモリスは1990年製のR32 NISMOが生産から21年が経過するのを待って、米国運輸省に輸入を申請。それが今年9月になって高速道路交通安全局から認可されたという。R32NISMO は、ホモローゲーションモデル500台、レース用60台の合わせて560台しか生産されなかった超レアな車。シャーシナンバー383番と500番が見つかり、うち383番はすでにシカゴのバイヤーの手にわたっていたが、彼は無事に記念すべき500番を手に入れることができたそうだ。

しかし、「展示車」としての輸入には、それ相応の制限がある。輸入許可が下りた後も、環境保護局とカリフォルニア州大気資源局の基準をクリアする必要があり、さらには、年に4000キロしか走行が許されないという。とは言え、JDM車は厳格な日本のテストを通過しており、走行距離の制限は、モリスのような輸入車ファンにとっては大した問題にはならないだろう。詳細はモリスのサイト(英語)でご覧いただきたい。

By George Kennedy
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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