C.サインツが乗ったトヨタのラリーカー、ST185型「セリカ GT-FOUR」がオークションで落札!
スペイン・バルセロナにおいて開催されたクラシックカー展示イベント「アウト・レトロ」のオークションで、かつてカルロス・サインツがドライブした「ST185」型「トヨタ セリカ GT-FOUR」のラリーカーが競売に掛けられ、この日の最高値で落札された。

トヨタのいわゆるスペシャルティカーとして1970年から2006年まで販売されていた「セリカ」には、モータースポーツ参戦車両、特にラリーカーのベース車というもう一つの顔があったことはご存じだろう。今回オークションに登場したST185型は、1989年に発売された5代目セリカにターボチャージャーとフルタイム4輪駆動システムを搭載したスポーツモデル「GT-FOUR」をベースに、当時のグループA規定に合わせて製作された、世界ラリー選手権用マシンだ。



それまでのグループBマシンが度重なる事故によって廃止され、WRCがグループA規定で競われることになったのは1987年のこと。以来無敵を誇るランチアの牙城に日本車に乗って挑み、見事1990年の世界チャンピオンに輝いたカルロス・サインツは、アウト・レトロが開催されたスペインにおいて、F1のフェルナンド・アロンソと並ぶモータースポーツ界のヒーローである。そんなサインツが2度目のワールド・チャンピオンを獲得することになる1992年にドライブした、まさにそのマシンが売りに出されるとなれば、高値が付くのも当然と言えるだろう。この車両は "あるF1ドライバー" が所有していたそうで、1992年当時の新車のような状態にレストアされているという。気になる落札価格は14万ユーロ(約1,494万円)。ヒストリーとコンディションを考えれば意外とリーズナブルのような気もするが...。

日本人から見るとちょっと「日の丸」を思わせるカラーリングは、スペインの石油会社レプソルによるスポンサー・カラー。翌年になるとトヨタが同業種であるカストロールとスポンサー契約を結ぶため、サインツはレプソルとともにトヨタを離れることになる。そして1993年、ランチアから移籍して来たユハ・カンクネンが代わってセリカに乗り、自身4度目のワールド・チャンピオンとトヨタに初のメイクス・タイトルをもたらす。ちなみに東京・お台場の「メガウェブ」にはカストロール・カラーに塗られたST185が展示されている。



この日のオークションは成約率が60%といったところだったらしいが、他にも「アルファ ロメオ モントリオール」のグループ4仕様(見積価格10万〜12万ユーロ:約1,200万円)や、サミー・デイヴィスJr.が所有していたという「スタッツ・ブラックホーク」(4万〜6万ユーロ:約600万円)、イェーガーマイスター・カラーに塗られた「ポルシェ 911SC」ベースの「934」レプリカ(4万〜5万ユーロ:約500万円)など、なかなか面白そうな車両が出品されたようだ。



「アウト・レトロ」は毎年この時期にバルセロナで開催されているそうなので、来年もしサグラダ・ファミリアなど観に行かれるのであれば、ぜひ旅行期間を合わせ、会場まで足を伸ばしてみては? 思わぬ "お土産" を持ち帰ることになるかも。

最後にオークション出品に備えて磨き上げられているST185の様子と、ラリー出場時代の勇姿を動画でどうぞ。





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