【レポート】いま英で話題になっている「税徴取官の速度制限の免除」論争
イギリスに限らずどこの国でも運転する上で気になるのが制限速度だ。しかし英国交通省は、警察や消防車両、及び救急車両などは、例外として制限速度を無視してよいと定めている。現在、同省ではこの制限速度の免除を受けられる新たな車両として、直接税や国民保険料の徴収を行う歳入関税庁(HMRC)を加えるかどうかを審議しているという。

今回の審議会にあたり、交通省は90ページにもわたる書類を作成。その中には爆弾物処理班、放射線緊急対応車両、血液輸送車、臓器搬送車、沿岸警備隊などとともにHMRCの名前が明記されている。申請理由についてHMRCは、「警察官と同じように対象者の拘束や調査の権限が与えられている500名の脱税調査部局所属の調査官は、一人当たり常に10件ほどの案件を抱えている」と言及している。要するに、「これだけ忙しいのだから、制限速度など守っていられない」というところなのだろう。それなら、ノミの市でちょっと儲けたことを申告しなかったからといって目くじらを立てている暇などないのではと思う英国人も多いようだ。

いずれにしても審議会は来年2月末に終了予定。果たしてどんな結果が出るのか続報に期待したい。

By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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