【レポート】米の高級HVメーカー、フィスカーが財政難のため資本提携先を模索中
以前から財政難に陥っているとうわさされていた米フィスカー・オートモーティブ社が、本格的に資本提携先を探していることがわかった。同社の共同創始者、ヘンリック・フィスカー氏が車情報サイト『The Detroit Bureau』のインタビューで、現在数社の提携先候補と交渉を進めており、来年中にはパートナーシップを締結したいと答えたのだ。

ベンチャー企業のフィスカーにとって、資金力のある大手企業との提携は急務だ。今年は、2011年に満を持して発売した高級プラグイン・ハイブリッドカー「カルマ」のバッテリーの発火事故や、アメリカ消費者団体専門誌『コンシューマー・リポート』ではカルマの性能を酷評されてしまった。おまけにカルマにバッテリーを供給していたA123システムズ社が倒産し、生産を一時中止せざるを得ない事態に追い込まれている。さらに来年4月にデビューが予定されている「アトランティック」の生産資金に充てる予定だった米エネルギー省からの低利融資が凍結となったため、今後の見通しが全く立っていない。

フィスカー氏は、以前のインタビューでも大企業との提携の可能性を示唆していたが、いよいよそれが現実味を帯びてきたということになる。同氏は具体的な社名こそ明かさなかったものの、提携先の筆頭候補としては、エンジンの供給を受けているBMWや、工場買収の契約を結んだ米ゼネラル・モーターズ(GM)が考えられるだろう。果たしてどの企業がフィスカーにとってベストの提携先となるのだろうか。

By Seyth Miersma
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Related Gallery:


【PR】フィスカーの購入を考える前に!まずは愛車の現在価格を調べよう!