【レポート】日本メーカーが世界シェア1位 ヘッドアップディスプレイの今後は?
現在の速度やナビなどをフロントガラスに表示するヘッドアップディスプレイ(HUD)。最近は様々な車に装備されるようになり、今ではもう驚くべき機能とは呼べなくなってしまっているが、そんなHUDの世界シェア1位を誇る日本精機などのサプライヤーは現在、この技術をさらに向上させるべく研究に励んでいる。

彼らの目標は、ドライバーの運転を邪魔することなく、安全性に関わる情報をできるだけ大画面で表示すること。表示するのは、前方にいる歩行者や、雨や霧などで見えにくくなった道路のラインなど。しかし、現在の技術ではなかなか難しい問題もあるそうだ一つは、大画面で情報を投影させようとすると、HUDの装置がダッシュボードの半分ほどを占めてしまい、それが大量の熱を放出してしまうのだ。また、フロントガラスは微妙にカーブしているため、文字をきれいに表示させるにはかなり調整に時間がかかる。

しかし各自動車メーカーは、HUDの新たな機能に強い関心を示しているらしい。あるアナリストは、HUDを採用している自動車メーカーは現在9社だが、2016年までには14社に増えると予想している。またその人物いわく、大画面のヘッドアップディスプレイが登場するには少なくともあと5年はかかり、搭載されるのは250万円以上の車に限られるだろうとのことだ。

まだまだ時間はかかりそうだが、実用化されれば交通事故の減少に大きく貢献するかもしれない。次世代ヘッドアップディスプレイが安全装備として搭載される日を、ぜひとも期待したい。

By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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