【レポート】アストンは結局、メルセデスへ!? 間もなく決着を迎える株売却問題
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先日、クウェートの投資会社「インベストメント・ダール」社が、アストンマーティン株の売却を進めているものの、難航しているという記事をお伝えしたが、今回はその続報をお届けしよう。

インベストメント・ダールは、2007年にフォードから9億2500万ドル(約736億円)でアストンマーティン株を譲り受け、その株の64%を8億ドル(約636億円)で売却しようとしていた。ブルームバーグによると、南ヨーロッパを中心に活動する投資会社「インベストインダストリアル」が約4億100万ドル(約330億円)を提示したものの、すぐにインドの自動車メーカー「マヒンドラ&マヒンドラ」が、更に高い額を提示してきたという。最終的には、この2社のどちらかに決まると思われるが、勝者が取得できるのはインベストメント・ダールの保有株の40%と議決権50%で、残り24%の株は、引き続きインベストメント・ダールが保有することになるという。

しかし、米経済メディアのファイナンシャルニュースは、譲渡される株式は50%と報じている。また、インベストインダストリアルは、マヒンドラよりも提示金額が低いにもかかわらず、有利だという情報もある。ちなみに、同社は2006年にドゥカティを買収し、同年7月に3倍の金額でアウディに売却している。もし、今回同社が勝者となればアストンマーティンも同じ運命をたどる可能性がある。また、インベストインダストリアルはメルセデス・ベンツと、"AMGの技術、エンジン、パーツ等をアストンマーティンへ提供する"という暫定的な提携を結んでいることから、アストン株がメルセデスに売却される可能性もある。果たして、どちらの企業に軍配が上がるのか。間もなく決着を迎えるこの勝負の結果を楽しみに待とう。

By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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