モータースポーツの入門カテゴリとしてお馴染みのカート。基本的にはもちろん専用のコースに出向いて乗るものだが、今回ご紹介する「X-Kart」はなんと、ナンバープレートが付いて公道走行が可能だという。しかも、あの「幻の名車」風ボディまで用意されているのだ。

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(株)メカニカが販売するX-Kartは、排気量50ccの空冷2サイクル単気筒エンジンを搭載する台湾製のカート。ライトやウインカーなどの保安部品を備えることで、いわゆる「ミニカー登録」が可能となり、市区町村に登録すればナンバープレートが交付され、公道を走ることができる。自賠責保険は義付けられているが、車庫証明は不要で車検もない。速度制限は普通車と同じ。ということは一般道で60km/hとなるが、問題なくそれだけの速度を発揮して走行できるそうだ。エンジンはヤマハの原付スクーター「ジョグ」のOEM生産品だそうで、社外品のジョグ用チューニング・パーツを流用すれば簡単にパワーアップも可能だとか。レーシング・チャンバーや大径キャブレターを装着し、強化ピストン&ヘッドを組み込めば、直線距離が長いサーキットで100km/h以上のスピードを記録するという。



販売会社の方のお話では、公道走行可能なカートはこのX-Kartが初めてというわけではないが、これまで安価で販売されていた製品は中国製が多く、「正直申し上げて、あの、若干故障が多いと言いますか...。これは台湾製で現地の日本企業やその提携工場が製造しているパーツを多数使用していますので、信頼性の高さが段違いです」と仰る。ちなみに現在日本で販売されているヤマハ ジョグもすべて台湾製だ。また、最近ではATVと呼ばれる4輪バギー(排気量50cc以下)をミニカー登録して公道走行を楽しんでいる方も多いようだが、X-Kartにはディファレンシャル・ギアが内蔵されているため、遙かにスムーズなコーナリングが可能だそうだ。



シート・ポジションはスライドによる調整が可能で、身長150cm~185cm程度の方なら無理なく運転できるという。サイド・ブレーキも装備し、トランスミッション(CVT)にはリバース・ギアも内蔵。レーシング・カートとは異なり、公道で乗ることを想定した仕様になっているのだ。クラッチは自動遠心式。もちろんセル・モーターも装備されている。ボディ・カラーは赤と黒から選べるそうだ。価格は39万8,790円(消費税込み)。完成済み車両だけでなく、自分で組み立てることも可能だとか。カスタムして楽しむオーナーも多いらしく、自作のボディ・カウルを被せたり、一部では有名な「実写版マリオ・カート」など、ドライバーの扮装込みで楽しまれている方もいらっしゃるようだ(文末にご紹介する動画を参照)。

販売元の(株)メカニカでは、このX-Kartにウインド・スクリーンやソフトグリップ・ステアリングなど若干の「長距離走行用モディファイ」を加え、東京から札幌まで4日間で往復1,200kmを走破したというから驚きだ(仙台・苫小牧間はフェリーを使用)。降りしきる雨の中でもエンジンは異常を示すこともなく、問題なく走行を続けられたという。



そして気になるこちらの「トヨタ 2000GT」風ボディは、シャシー込み98万円という価格で発売中。ボディ・カラーは別途料金が必要だが、ご自分で塗装される方も多いとか。50台の限定生産だそうである。この2000GTの他にも、これまでに「ケンメリ型スカイライン」や、戦車、ゼロ戦などを模したボディも製作・販売されて来たそうだ。「今までは限定100台だったんですけど、2000GTは型からなかなか上手く抜けなくて手間がかかるので、限定50台にしました」とのこと。「購入された方の中には、ご自分でホームセンターから透明アクリル板を買って来て、フロント・ウインドウを自作する人もいらっしゃる」そうである。

(株)メカニカによると、今後は「2人乗りが可能な、170cc4ストローク・エンジンを積んだモデルも計画中」だとか。これは今年6月に国土交通省から発表された「超小型モビリティのガイドライン」に沿ったもので、この車両区分が実現されたら、「公道走行可能な2人乗りカート」として発売を予定しているという(もっとも、その後に提出された国土交通省による認定制度案によれば、内燃機関は125cc以下とされているので、170ccで市販化は難しいかも知れない)。

このX-Kart、是非1度乗ってみたいと思われる方も多いのではないだろうか。東京・三田にあるガレージを訪ねれば試乗は可能で、他の地域でもイベント等で試乗会を催しているという(ただし、残念ながら通常2000GT風ボディは付いていない)。販売代理店は大阪・新潟・北海道などにもあるそうだ。興味を持たれた方は、以下のリンクから写真や動画が多数掲載されている公式サイトをご覧いただきたい。

(株)メカニカ:X-Kart - 公道スポーツカート

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