今月18日に最終戦を迎えるNASCAR2012のスプリント・カップシリーズ。シーズンフィナーレ直前の11日に行われた第35戦で、クリント・ボウヤー(トヨタ)とジェフ・ゴードン(シボレー)のピットクルーが"場外乱闘"を繰り広げる騒ぎが起こった。その様子は、まるでデモリションダービー(車をぶつけ合って最後まで残った者が勝者となる競技)とプロレスのWWEを合わせたような混乱ぶりだった。

今シーズンのゴードンは、レース中に何度かボウヤーと接触しており(前回はそれが原因で20位に)、どうやら今回のレースで仕返しをもくろんでいたらしい。ゴードンは、走行中にわざと減速してボウヤーに接触。別の1台も巻き込んで、防護壁に激突する多重クラッシュを引き起こした。これに逆上したボウヤーのピットクルーは、車から降りたゴードンに詰め寄り、ゴードンのピットクルーとの間で小競り合いが勃発。ゴードンは、すぐに現場から引き離されて無事だった。

レースを迎えた時点では、ボウヤーはシーズンの暫定3位に食い込んでおり、トップのブラッド・ケセロウスキー(ダッジ)とのポイント差はわずか28点。このレースと最終戦の結果によっては優勝を十分狙えるポジションにいたが、ゴードンのせいで4位に転落したため、その可能性は消滅した。ちなみにケセロウスキーはクラッシュが起きた時にすぐ後ろを走っていたが、幸いにも事故をすり抜けている。

結局、この騒動を引き起こしたゴードンは10万ドル(約800万円)の罰金と、ドライバーポイント25点をはく奪され、年内は謹慎処分となった。また、ゴードンが運転するマシンのオーナーやクルーチーフもオーナーポイントの減点や罰金、謹慎処分を受けている。

それではビデオをクリックして、コース内外での熱い戦いの様子をご覧いただこう。

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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