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メルセデス・ベンツが、車体全体を黒カバーで覆った「SLS AMGブラックシリーズ」とおぼしき画像をFacebook上にアップしていたが、翌日にはその全貌をついに明らかにした。今回は、11月30日から開催される2012 LAオートショーで公式デビューの予定のこの新型モデルの詳細をご紹介しよう。

SLS AMG ブラックシリーズは、ベースのSLS AMGと同じ6.2リッター V8エンジンを搭載しているが、出力は60psアップの最大出力631psとなっている。トルクは1.5kgm下がっているが、0-100km/hは3.5秒、最高時速は315kmだ。また、2ピースローターのセラミックブレーキ(フロントホイールが40cm、リアホイールが36cm)、調整機能が付いたコイルオーバーサスペンション、電子制御式のリアデフなど、改良されているパーツも多い。そして、アルミスペースフレーム内のブレースの多くに炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を使用することで、全体の剛性を上げるとともに車体の軽量化を実現している。

「SLS AMGブラックシリーズ」の車両重量は1550kgで、「SLS AMG GT」より70kg軽量化。具体的には、セラミックブレーキで16kg減、エンジンとトランスミッション間のトルクチューブにアルミではなくCFRPを使用することで13kg減、チタン製エキゾーストシステムで13kg減となっている。また、ハイブリッドカーや電気自動車以外では初めてだと思われるリチウムイオンバッテリーを採用することで、さらに8kgを減らしている。

メルセデス・ベンツによると、「SLS AMGブラックシリーズ」のスタイリングは「SLS AMG GT3」にインスパイアされたという。フロントのチンスポイラー、鍛造アルミホイール、リアディフューザー、サイドスカート、そしてリアバンパーなどは確かによく似ている。そして、このレースカーのようなスタイリングは、ブラックシリーズのインテリアにも採用されており、12時の位置に赤くマーキングが施されたステアリングやカーボンファイバーの使い方は車内をよりスポーティーにしている。

画像ギャラリーでは、専用のまるで太陽光のような外装色と、CFRP製リア・ウイングやフロントバンパーのフリック(エア・インテーク下にある円弧形の細い筋)といったオプションであるAMGエアロダイナミックパッケージを装着した姿をご覧いただくことができる。より詳細な情報はプレスリリース(英語)に掲載されているので、ご興味のある方はそちらも見てほしい。

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By Jeffrey N. Ross
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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