【SEMA2012】「フィアット 500」のカスタムを3つまとめてご紹介!
10月30日から11月2日までアメリカ・ラスベガスで開催されていたSEMAショーに、フィアットクライスラー・グループは「フィアット 500」ベースのカスタムカーを3台出展した。

まず最初にご紹介するのは、オートバイの世界でかつて流行した「カフェ・レーサー」からインスピレーションを受けて製作されたという「フィアット 500 カフェ・レーサー」。

「カフェ・レーサー」とは、1960年代にイギリスの若者たちが改造した自慢のオートバイでカフェに集い、その速さを競い合ったことから名付けられた言葉。市販の公道用オートバイから快適性や利便性といったものを切り捨て、速さを追求するスパルタンなスタイルが特徴だ。このフィアット 500 アバルト(日本では「アバルト 500」という名前で販売されている高性能版)もその手法に従い、インテリアから後部座席やカーペット、ドアの内張などを撤去。簡素な2個のバケットシートのみを装着する。ルーフは低く切り詰め「チョップド・ルーフ」化。もちろん車高もロー・ダウンされている。さらにウインドウのガラスを軽量なレキサン樹脂に換え、エキゾーストはサイド出しに変更。カフェ・レーサーにはドア・ハンドルも不要らしい。文末には製作過程を紹介するビデオもご用意したので、興味を抱かれた方は是非ご覧いただきたい。



ストイックに軽量化されたこのフィアット 500 アバルトは確かに魅力的だが、どちらかと言えばその後ろに引かれたトレーラーの上に載っている、タンクにサソリのマークが描かれた単気筒オートバイのカフェ・レーサーの方が会場では注目を浴びていたという話も。

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イタリア語で「銀」を意味する「アルジェンタ」と名付けられたマット・ブラックのフィアット 500 アバルトは、イタリアのパーツ・メーカーであるマニエッティ・マレリが手掛けたもの。足回りにはロアー・スプリングとHP1000ブレーキ・パッドを組み込み、車体にはフロント・ストレス・バーを装着。ハイ・パフォーマンス・ブースト・コントローラーやスロットル・エンハンサー、カスタム・コールド・エア・イントーク、「ボンバルドン(楽器のチューバを意味するらしい) 2.0」エキゾーストなどでパフォーマンスは向上しているという。ボディにはルーフ・スポイラーやディフューザーなど、いくつものカーボンファイバー製パーツが装着され、インテリアはカツキン製シルバー・レザーで張り替えられている。販売中または今後製品化が計画されているパーツのショー・ケースといったところだ。こちらもビデオが公開されているので文末にご紹介しておこう。

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そしてもう1台、先日既にご紹介済みの「フィアット 500 ビーチクルーザー」をもう一度、会場で撮影された写真でお見せしよう。マットブラックとレッドのコントラストが特徴的なこちらの車両は、クライスラーのパーツ部門である「Moper(モパー)」が、アメリカ西海岸のサーファー文化を取り入れてカスタマイズしたという。日本では「フィアット 500C」と呼ばれるオープントップ・モデルがベースだ。ルーバーが刻まれた前後フードやアルミ製フロント・スポイラーがアメリカン・ホットロッドを思わせる。

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イギリス発祥のカフェ・レーサーと、イタリアン・メーカーによるハイパフォーマンス・チューン、そしてカリフォルニアのサーファー文化。3車3様の作例を見せることで、フィアット 500のカスタムを広めたいというフィアット・クライスラーの思惑は、果たしてどの程度アメリカで受け入れられるだろうか。








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