【レポート】ハリケーンでハイブリッドカーが炎上 原因はホントに海水?
10月末に米国東海岸を襲ったハリケーン「サンディ」。この大型ハリケーンの影響で、ニュージャージー州の港で船積みを待っていたPHVのフィスカー「カルマ」16台とトヨタ「プリウス」1台が浸水した後に炎上するという出来事があった。このニュースは米の車関連のメディアで大きく報じられたが、今回はこの火災の原因について、フィスカーとトヨタ、専門家からのコメントが発表されたのでご紹介しよう。

ニューヨークタイムズ紙の車情報サイトの取材に応じたフィスカーのラッセル・ダッツ氏は、「はっきりとは分からないが、ハリケーンによる高潮で、車両が海に沈んだことに関係があるとみている」と語っている。又、トヨタのシンディー・ナイト氏も「プリウスの発火は、海水が電気系統に侵入したのが原因である。周知の通り、塩水は電気伝導率が高く、電気自動車のバッテリーなどが浸水すれば、ショートし火災を起こす」と説明。米アルゴンヌ国立研究所の化学者、ダニエル・エイブラハム氏も塩水が火災の原因ではないかとコメントをしている。

しかし、確かにリチウムは水と接触すると発火するが、カルマのバッテリーはかなり耐水性を高めていると言われている。それでも16台ものカルマから火災が起き、それが全て海水によるものだとは、ちょっと考えにくいとも言える。プラグインハイブリッドカーの信頼性を高めるためにも、詳細な調査の続行を願いたい。さもないと、いままでにも度々原因不明の火災を起こしているカルマだけに、またリチウムイオンバッテリーに疑惑の目が向けられることにもなりかねない。

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By Chris Tutor
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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