三菱自動車は10月30日に発表した「2012年度第2四半期業績の概況」の中で、「デリカD:5」のクリーンディーゼル車を2012年12月に発売予定と明記していることがAutoblogの読者から寄せられた情報によって分かった。

三菱のデリカD:5は、フロントに2.0〜2.4リッター・クラスの直列4気筒エンジンを搭載する1ボックス・スタイルのミニバン。もともとは商用車「デリカ」から派生した乗用モデルで、現行型は名前が示すとおり5代目にあたる。四輪独立懸架式サスペンションによる乗り心地の快適さと悪路にも強い点などが、ミニバン・ユーザーの中でも高い支持を得ているモデルだ。



そんなデリカD:5にディーゼル・エンジン搭載モデルが追加されるという話は、今年の春頃から一部で報道されており、環境性能が高いミニバンを求めるユーザーにとって気になるところだったに違いない。当初の報道および噂では「2013年前半に発売」とされてきたようだが、今回Autoblogの読者によって教えていただいた資料「2012年度第2四半期業績の概況」の中で、三菱が正式に「2012年12月に発売予定」と明記していることが分かった。

ただし今のところ、どのようなクリーンディーゼル・エンジンが搭載されるかについては明らかにされていない。現在国内で販売されている三菱車の中では、SUVの「パジェロ」のみディーゼルエンジン搭載モデルが用意されている。その排気量3.2リッターのコモンレール式直列4気筒ターボディーゼルが採用されるのではという見方もあるようだが、パジェロより300kgも軽いデリカD:5にはオーバースペックであるように思える。より有力と思われる情報では、ヨーロッパ仕様の「アウトランダー」に搭載されている2.3リッター(2,268cc)の直列4気筒ディーゼルターボ「4N14」型をベースに日本の排出ガス規制をパスするための改良を施したユニットが使われるのではないか、と言われているようだ。



そして10月31日、今度は三菱マテリアルから興味深いニュースが発表された。クリーンディーゼル・エンジンのNOx(窒素酸化物)排出を抑制するEGR(排気循環システム)に使われる温度センサー用として、これまでより広範囲にわたる温度測定を可能にしたサーミスタ材料を開発したというのだ。これにより「クリーンディーゼルエンジンの性能を飛躍的に向上させることが可能」になるという。このタイミングは果たして偶然だろうか!?

どうやらクリーンディーゼル・エンジンを搭載するデリカD:5の正式発表は、近々行われるものと見られる。気になる価格についてはガソリン・エンジン搭載モデル(2.0リッター前輪駆動モデルで233万円〜291万3,000円。2.4リッター4輪駆動モデルは277万2,000円〜378万7,000円)より高くなりそうだ。

情報を提供してくださった読者に感謝!

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