コンビニで「ボルヴィック」を買うと、ルノーのミニカーが付いてくる!
いま、全国のコンビニエンス・ストアで、フランス生まれのミネラル・ウォーター「 ボルヴィック」500mlボトルを買うと、フランス車「ルノー」のミニカーが1本に1台付いてくるというキャンペーンを実施中だ。

この「ルノー・プルバックカー・コレクション」にラインアップされているモデルは全部で6車種。順番にご紹介しよう。



まずはフランスを代表する傑作ライトウェイト・スポーツカー「アルピーヌ A110」。レーシング・ドライバーでルノー車の販売店を経営していたジャン・レデレによって1955年に創立されたアルピーヌ社が1962年に発表したA110は、鋼管バックボーン・シャシーとFRP製ボディで構成された車体の後部に「ルノー 8」用エンジンを搭載。軽量さとリア・エンジンによるトラクションを武器に公道レースやラリーで大活躍した。年々進化を遂げながら10年以上の長い期間生産が続けられ、1973年に始まった世界ラリー選手権では初代チャンピオン・マシンに輝く。そしてこの年、アルピーヌ社はルノーに買収され、モータースポーツ関連子会社として再出発することになる。



現在ではアルピーヌの名前を持つモデルは生産されていないが、その精神とディエップにあるファクトリーを受け継ぐルノーのスポーツ部門がルノー・スポールだ。「メガーヌ トロフィー」はそのルノー・スポールによって開発されたワンメイク・レース用車両である。市販車「メガーヌ」の名前が付けられてはいるが(そしてボディ外観に僅かにその面影を残してはいるが)、その中身はまったくの別物。鋼管チューブラー・フレーム構造のシャシーを持ち、日産製3.5リッターV型6気筒エンジンをミドシップ・マウントしている。ちょっとややこしいのだが、市販モデルには「メガーヌ ルノー・スポール トロフィー」という名前のモデルが存在しており、こちらは2.0リッター直列4気筒ターボをフロントに搭載する前輪駆動車。ドイツのニュルブルクリンク北コースで量産FF車最速ラップを記録した。



日本でも人気が高いフランスのクラシックな実用車「4(キャトル)」は、1961年から1992年までフルモデルチェンジなしに835万台が生産されたルノーの大ヒットモデル。「ブルージーンズのような、今後の時代まで順応性があり多目的で経済的で世界中に愛されるクルマを作れ」というのが開発コンセプトだったそうだ。今では一般的な「5ドア・ハッチバックFF車」の先駆けとなったのだから、まさしくブルージーンズのようなクルマになったと言えるだろう。当初750ccだった直列4気筒OHVエンジンだが、1978年には1,100ccにまで拡大。トランスミッションとともにフロントに縦置きされ、前輪を駆動する。日産が1989年に発売したパイクカー「パオ」の元ネタになったモデルであることは見ての通り。しかし今ではその日産もルノー傘下。いっそ「VWビートル」「MINI」「フィアット500」のように復刻して、日産・ルノー両ブランドで販売したら面白いのに。



そんなキャトルの現代版とも言えそうな多目的で高い実用性を誇る小型車が「カングー」だ。商用車をベースとする広い室内空間は、個人・家族ユースとしても大人気を博し、初代モデルが1997年に発売されて以来、全世界で290万台以上が販売されたという。今回のキャンペーンでミニカー化されたモデルは2007年に登場した2代目となる現行型。聞くところによると、ルノー・ジャポンの総販売台数のうち半数はこのカングーが占めるとか。



現行車種からはもう1台、ルノーの中核を成すコンパクト・ハッチバック「クリオ」が選ばれた。日本では商標権の関係から「ルーテシア」という名前で販売されているモデルである。そんな我が国では何となく影が薄い気がしなくもないが、欧州では初代とこの3代目がヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。これまでに1,000万台以上が世界100カ国以上で販売されている超ポピュラー車なのだ。現在ルノー・ジャポンでは、"昼も夜もこのクルマだけあればいい" というキャッチコピーの「ルーテシア ナイト&デイ」を中心に、ベージュ・カラーの内外装にレザー・シートを装備する「ルーテシア イニシアル・パリ」を限定30台、マニュアル・トランスミッションでシフトが楽しめる「ルーテシア エクスプレッション MT」を限定40台、というラインアップで販売中。今年9月のパリ・モーターショーにおいて次期型「クリオ4」が発表されている。



そして最後は1945年に発表されたバン、その名も「ルノー 1000kg」。1965年までの20年間で12万4,570台が生産された、フランス人にとっては戦後復興のシンボル的存在だそうだ。商用バン、田園バスなど様々な用途に利用され、1950年までは木製フレームを持つものもあったとか。今回のキャンペーンではこの1000kgバンだけが、画像のフレンチ・ブルー以外にグリーン、ホワイトという3種類のカラー・バリエーションが用意されている。ボルヴィックと同じグループ企業の製品であるダノンヨーグルトの販売に使われている商用バンという設定だ。



今回のキャンペーンに付属するミニカーは、どれもプラスティック製ボディを採用した "ライトな作り" になっている。細部は簡略化しながらも、プロポーションは必要以上にデフォルメせず、フランス車らしいカラーに仕上げた出来映えは、ちょっとヨーロッパの雑貨店などで売られている "玩具のクルマ" を思わせ、特に旧い車種ではなかなか味わい深い趣を感じさせる。リアル志向のミニカー・マニアは食指が動かないかも知れないが、こういうのがお好きな方も結構いらっしゃるのでは? ホイールが全ての車種で作り分けされているあたりなど、決して単なる「力の抜けたミニカー」ではないことを示していると思うのだが、いかがだろう?

例によってこの手のキャンペーンは、店頭から景品付き商品がなくなり次第終了となるので、フランス車好きの方はお早めにお近くのコンビニエンス・ストアまで。


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