レクサス、スピンドルグリルを採用するなど大規模な改良を施した「LS」を発売!
レクサスは、新たに改良を施したフラッグシップ・モデル「LS」を10月11日より発売。外観に「スピンドルグリル」を採用したほか、インテリアも一新。ボディ剛性を向上させ、安全装備の充実も図られるなど、"マイナーチェンジ" という以上に大規模な変更が施されている。

日本では「トヨタ セルシオ」と呼ばれていた初代から数えると4代目にあたる現行型LSが発売されたのは2006年9月のこと。7年目というこれまでになく長いモデル・イヤーを迎えるに辺り、今回の改良では全体の半分にあたる約3,000点もの部品が刷新されたという。一足先にアメリカでは今年7月末に発表イベントが開催されたことは以前お伝えした通りだが、2ヶ月以上遅れて日本でもようやく正式発表、そして発売となった。



外観で最も目に付く変更点は、新世代レクサスの各モデルに導入が進められている「スピンドルグリル」が採用されたこと。それと同時に、ヘッドライト・ユニットにはレクサスが「アローヘッド」形状と呼ぶクリアランス・ランプが装備され、フロント・バンパーには世界最小径というLEDフォグ・ランプを搭載。テールライトのL字型ランプも含め、全ての灯火類にLEDが採用されている。



インテリアはインストゥルメント・パネルが一新され、水平基調のデザインとなった。12.3インチのワイドディスプレイや指先でコントロールできる「リモートタッチ」を採用したことで、操作性が向上しているそうだ。「精緻に作り込んだ本アルミ」製アナログ・クロック(GPS補正機能付き)や、「匠の手技によって薄い板材を重ね合わせ、独自の模様を表現した」という縞杢ステアリング・ホイール(一部グレードで選択可能)など、クラフトマンシップを感じさせる装備も数多く見られる。「素材の持ち味を活かした上質なインテリア・デザイン」に仕立てたという。

また、この内装については、シートやインストゥルメント・パネル、天井、カーペットなど、様々な部位の素材・カラーを好みに応じて組み合わせ、「幅広いコーディネートが楽しめる」という「L-Select」と呼ばれるカスタマイズ・プログラムが用意され、4,000以上の組み合わせから「自分だけのLS」を注文することが可能だ。



そんな見た目も贅沢な車内には、最大13個のセンサーが設置されており、各乗員の体温を検知して、オートエアコン、空調シート、ステアリングヒーターを綿密に連携制御することで、乗員1人ひとりが快適に過ごせるという「レクサス クライメイト コンシェルジュ」を採用。さらに吸音材の追加や素材変更、そしてホイールに空洞部を設けてロードノイズを大幅に低減する「ノイズリダクションアルミホイール」の採用により、静粛性も向上したそうだ。

車体には「レーザースクリューウェルディング」や「構造用接着剤」など、新たな生産技術を投入することによってボディ剛性を強化。VGRS(ギア比可変ステアリング)とエアサスペンションの制御も大幅に改良され、操縦性・走行安定性が向上するとともに、フラットな乗り心地も両立させたという。



安全装備に関しては、もはや現代の新型高級車であれば装備するのが当たり前となっている、衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステムを搭載。障害物を検知すると自動ブレーキを作動させるという、すでにお馴染みの安全技術だ。LSのそれはミリ波レーダーとステレオ・カメラを組み合わせ、対象物との相対速度が40km/h以下であれば自動ブレーキで衝突回避を支援する(それ以上の速度なら減速して被害軽減を図る)。この「40km/h以下」という速度は世界トップレベルだそうだ。また、近赤外線により夜間でも歩行者を検知できるという。

他にも、ハイビーム照射時に先行車のテール・ランプや対向車のヘッドライトを検知して、その部分を自動的に遮光するという「アダプティブハイビームシステム」や、ドアミラーで確認し難い後側方を走行する車両をミリ波レーダーで検知し、車線変更の際にドライバーに注意を喚起するという「ブラインドスポットモニター」などが採用されている。ただし、一部のグレードには標準装備ではなくオプションとなっているのでご注意を。

レクサス、スピンドルグリルを採用するなど大規模な改良を施した「LS」を発売!

さらに今回、スポーティ・グレードの「F SPORT」が設定されたことも大きなニュースだろう。レクサス・スポーツの称号「F」の文字を冠したこのモデルには、さらにアグレッシブなデザインのフロント・グリルや前後バンパー、19インチ鍛造アルミ・ホイール等が与えられ、インテリアにも専用スポーツ・シートや本アルミを用いたオーナメント・パネル、スポーツ・ペダル等が装備される。専用チューニングを施したエアサスペンションにより車高は10mmダウン。ブレンボ社製対抗6ポッド・キャリパーを採用した高性能ブレーキと、LS460"F SPORT"には駆動輪であるリア・タイヤのトラクション性能を確保するトルセンLSDを、LS600h"F SPORT"には電動で瞬時にロールを制御するアクティブスタビライザーを装着。ステアリング・ホイールに装備されたパドルは「D」レンジでもマニュアル・シフトが可能で、シフトレバーを「M」ポジションに入れれば、ハイレスポンスな変速制御に切り替わるという。

なおこのF SPORTについては既にUS版Autoblogの記者がテストを済ませ、その試乗記(日本語訳)をお届けしているので、そちらも是非ご覧いただきたい。

【試乗記】「FスポーツはアルピナのB7より快適!」 レクサスの新型「LS」に試乗




パワートレインについては変更ないようだ。これまで通り、4.6リッターV型8気筒エンジンと8速ATを搭載し後輪または4輪を駆動する「LS460」と、5.0リッターV型8気筒エンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッド・システムを搭載して4輪を駆動する「LS600h」という2モデルに大きく分かれ、装備によって標準仕様からVersion Lまで数種類のグレードを設定。さらにそれぞれロングホイールベース版「LS460L」「LS600hL」と、その上級グレード「EXECUTIVE Package」、そして今回新たに追加された「F SPORT」が用意される、というモデル・バリエーションになっている。

価格は「LS460」2WDモデルの830万円から、「LS600hL"EXECUTIVE Package"」の1,550万円まで(いずれも消費税込み)。



快適装備・安全装備の充実や、各部のブラッシュアップ、そして豊富に用意された仕様と内装オプションなど、ユーザーの要求にしっかり応えることを、さらに強化したといえそうな今回の "大規模マイナーチェンジ"。ただし、フラッグシップの4ドア・サルーンということで比較的コンサバティブな購買層が多いと見られるLSにも、スピンドルグリルを採用した「あの顔」を与えた判断は、特に既存オーナーの間で議論を呼ぶところだろう。今のところ幸いにも予約受注は好調だとか。

さらに詳しい情報は、以下のリンクから公式サイトをどうぞ。

LEXUS 「LS」


Related Gallery:Computex-2010-asus-Eee-tablet-0531



【プレゼント企画】Facebookのいいね!を押してランボルギーニのミニカーを当てよう!!
【PR】レクサス LSの購入を考える前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べよう!