【レポート】ガソリン高でもう車は嫌!? イタリアの自転車販売台数が車を逆転
イタリアと言えばフィアット、フェラーリ、ランボルギーニなど、名だたるメーカーがある車先進国。にもかかわらず最近、イタリアでは車よりも安価かつ便利な移動手段として自転車の人気が高まっているという。

米オンライン新聞『クリスチャン・サイエンス・モニター』によると、経済危機に苦しむイタリアで戦後初めて自転車と車の販売台数が逆転したという。2011年の自転車販売台数が175万台なのに対し、車は174万8000台。自転車販売台数をわずかに下回った。

これは、ガソリン価格の高騰と車の維持費が高いことが主な原因だ。現在、イタリア国内でのガソリン価格(レギュラー)は、リッター当たり2ユーロ(205円)で、車の年間維持費はガソリン代を含むと7000ユーロ(約72万円)にまで上昇しているという。また、イタリアでは人口の約6割が車を所有しているほど車の数が多い割に、道路が狭いため、渋滞が頻発している。これに嫌気がさして、自転車を購入する人も多いようだ。実際、イタリアの多くの家庭では、大人1人に付き1台の車を所有するのがポピュラーだったが、最近は所有する車を1台に絞り、代わりにご近所同士での相乗りや自転車を利用するようになっている。

フィアットグループ9月の売り上げは、前年同月比で25パーセント落ち込んだ。同社CEOのセルジオ・マルキオンネ氏も、「ヨーロッパで車を運転する誰もが何らかのストレスを抱えている。欧州の自動車業界は危機に陥っている」とのコメントを発表した。

新たな移動手段としての自転車は、果たしてイタリアで定着するだろうか。しばらく、先行きを見守ることにしよう。

By George Kennedy
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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