電子情報技術産業協会のJEITAは幕張メッセで開催された「CEATEC JAPAN 2012」でスマート・ドライブ・テクノロジーのブースを開設した。このブースでは昨年から始まったITSスポットによるサービスの紹介と、各社の対応機器のデモンストレーションがが行われた。ITSスポットサービスとは、渋滞情報配信、安全運転支援、そしてETCを統合して行われる世界初の運転支援サービスである。


ITSスポットサービス
は、全国の高速道路約1,600箇所に設置されているITSスポットから発信される高速で大容量のデータをカーナビやETC車載器に搭載されたDSRC(Dedicated Short Range Communication:スポット通信)で受信することで、無料で利用することができる。従来交通情報サービスとして2.4GHz帯の電波ビーコンを使ったVICSがあったが、5.8GHz帯のITSスポットがこれに置き換わる形となる。

ITSスポットサービスには3つの基本サービスがあり、1、ダイナミックルートガイダンス、2、安全運転支援、3、ETCサービスがある。

ダイナミックルートガイダンスでは従来都府県単位でしか受けられなかった情報を道路延長にして約1,000kmの範囲での交通情報データを受信することで、 東京から名古屋間といったカーナビゲーションでのルート選択において、東名だけではなく、新東名や中央道を含めた道路状況を元に最良のルートを選択するこ とが可能となる。

また、安全運転支援では、トンネルの先の天候情報の画像配信やカーブの先の渋滞状況等をカーナビ等で事前に確認するこができる。ETCサービスでは現在の高速道路料金収受の他、ドライブスルー店舗での料金支払いにも活用できるよう実証実験等が行われている。


ITSスポットサービスをフルに活用するためには、基本的には写真のようなDSRC対応のETC車載器と表示するためのDSRC対応のカーナビゲーションが必要となる。ETCを受信するアンテナからデータを入手し、カーナビの情報とリンクして高速道路の最新の状況を知ることができるようになるのだ。写真は三菱電機製のものだが、アフターマーケット用品の他カーメーカー純正でも対応したモデルが各社用意されている。ラインナップはこちら


最近では、カーナビ代わりにスマートフォンのナビゲーションアプリを利用する人も増えてきたが、そんなユーザー向けのスマホ対応DSRC車載器も展示された。ETC車載器とAndroidスマートフォンとをBluetoothで通信することで広域な道路交通情報や安全運転支援情報を画像や音声でナビゲートしてくれるとのことだ。こちらはまだ開発中とのことで、一日も早い実用化を待ちたい。


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