【ビデオ】ホンダの「CR-Z」が、高回転型i-VTECエンジンとリチウムイオン電池でパワーアップ!
ホンダはハイブリッド・スポーツ「CR-Z」をマイナーチェンジし、9月28日に発売すると発表した。リチウムイオン・バッテリーや高回転型エンジンの採用で、出力が向上したという。

ホンダが2010年に発売したCR-Zは、2+2のシート・レイアウトを持つスポーツ・タイプのハイブリッドカー。今回のマイナーチェンジでは外観とパワートレインを中心に、足回りやインテリアまで改良の手が入れられている。



まずエンジンは「1.5リッター直列4気筒SOHC i-VTEC」と、これだけ見たら今までと変わらない。しかし、これまでは燃費のために低回転時は1バルブを休止させる「バルブ休止VTEC」だったのに対し、今回改良されたCR-Zのエンジンは、高回転でカムとロッカーアームが切り替わる「高回転型i-VTEC」を採用。特に5,400回転より上の回転域で出力・トルクが向上したという。我々が「VTEC」という言葉から思い浮かべるイメージに近いものになったと言えそうだ。その結果、最高出力は114ps/6,000rpmから、120ps/6,600rpmに向上(6MT車)。クランクシャフトの材質も高出力に対応した高強度材に変更されているそうだ。

そしてハイブリッドカーのパワートレインといえば、モーターとバッテリ−。今回のマイナーチェンジでは、従来のニッケル水素電池に替わってリチウムイオン・バッテリーを採用したことで、同じ体積のまま電圧が100Vから144Vにアップ、それによってモーターの出力が1.5倍になったという。



この出力向上に合わせて新たに用意されたものが「PLUS SPORTシステム」。走行中に、ステアリング・ホイールに設けられた「PLUS SPORTボタン」を押し、アクセル・ペダルを少し踏み足すと、アクセルが低開度でもスロットルバルブを全開にするDBW(ドライブ・バイ・ワイヤ=電子制御スロットル)の制御によってエンジン出力が最大化され、合わせてモーターによるアシストも最大となる。つまり、瞬時にエンジン&モーターのトータルの出力が最大となって、力強い加速力が発揮できるわけだ。これはドライブモードが「SPORTモード」の時に限らず、「NORMALモード」や燃費重視の「ECONモード」で走行しているときにも使える。普段から省燃費走行をしてる人でも、高速道路の合流や追い越しなどで咄嗟にパワーが欲しくなるときがあるだろう。そんな時、ボタン1つで最大出力を発揮できるこのシステムはなかなか便利そう。6速MT車ならシフトダウンと同時にこの装置を使えば一層加速が強く体感できるし、CVT仕様車なら自動的にギア比が低く制御されるそうだ。

このトランスミッションもパワートレインの高出力化に合わせ、MTはクラッチサイズをアップ、CVTはベルトにかかる負荷を綿密にコントロールするため、油圧・油温センサーを追加するなどの改良が加えられているという。



そして今回のマイナーチェンジでもう1つ、大きく変わったのがエクステリア・デザイン。フロント・グリルはナンバー・プレート周辺の横桟を廃し、黒艶塗装のハニカム・メッシュのみとなった。その上端にはブルーのメッキを施して質感を向上。フロント・バンパー下部のスポイラーとリア・ディフューザーの形状も変更された。ヘッドライトのLEDポジションランプはこれまでの片側4灯から2倍の8灯に。ボディ・カラーには「プレミアムエナジェティックイエロー・メタリック」「プレミアムノーザンライツバイオレット・パール」「ポリッシュドメタル・メタリック」という3つの新色が設定されている。



素材やデザインを変更して質感を高めたというインテリアでは、フロント・シートにブラックの合成皮革と赤を差し色として用いた上級グレード「α・Master label」を新たに設定。
足回りはフロント・スタビライザーを大径化した上、前後ダンパーの減衰力を見直し、スタビリティを一層向上させたという。さらに17インチ・アルミホイール装着車には専用チューニングを施して「17インチタイヤの性能を最大限に活かし、コーナリング時の安心感や応答性を高めながら、従来の16インチタイヤと同等の乗り心地を実現」したそうだ。ボディはバルクヘッドやフロント・ダンパーベース、リア・サスペンション取付部の剛性をさらに高め、「乗り心地とハンドリング性能のバランスをさらに向上」させている。



価格は微妙に値上がりして、ベース・グレードの「β」が236万5,000円、充実装備の「α」が257万5,000円、17インチ・タイヤや合成皮革/ファブリック・コンビのフロント・シートを標準装備する「α・Master label」が263万円(いずれも消費税込み)

新たに高回転型i-VTECエンジンを採用しながら、燃費は6MT車で20.6km/リッターと変わらず、CVT車では22.8km/リッターから僅かだが向上して23.0km/リッターを記録するという「第2世代 CR-Z」。リチウムイオン・バッテリー搭載のハイブリッド車をマニュアル・ギアボックスで操れるクルマは世界にこれだけ、唯一の存在である。パワーアップと質感向上でCR-Zが俄然気になってきた、という方は、以下のリンクから公式サイトをどうぞ。


Honda: CR-Z




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