電動式の移動マシンの研究開発を行っている"コボット"は1人乗りの超小型モビリティであり、EVでもある「KOBOT π mini」を"EVEX2012"で公開した。この車両は"東京モーターショー2011"で公開された「KOBOT」シリーズの進化モデルとなっている。

上記写真のとおり東京モーターショーに出品された「KOBOT」シリーズは、全部で3タイプ用意されていた。左から「KOBOT v」,「KOBOT β」「KOBOT π」となっており、コンセプトカーということもあったが折りたためたり、スマートフォンで操作できたりといったかなり先進的で未来的な超小型EVとして登場した。


今回公開された写真(下)の「KOBOT π mini」は東京モーターショーで公開された写真(上)の「KOBOT π」をベースとして「KOBOT π」が2人乗りのところを1人乗りのミニカー規格内に縮小し、装備等を簡略化するなどして、より現実的なモデルに仕上げられている。「KOBOT π mini」は、会場内で試乗会も開かれておりその実現性や成立性に関しては問題ないレベルまで仕上げられていることを感じることができた。

担当者にこの車両の販売価格や発売時期を確認したところ、個人に販売するためには軽自動車よりも安い価格での提供が必要だと考えるが、残念ながらそのような安価な価格にはならないとのことだ。そのため、当面個人ユースに販売する予定はないとのこと。その背景もあって「KOBOT π mini」の製造目的は、魅力的でわくわくするようなカーシェアリング用途となっている。

確かにカーシェアリングが普及するにつれ、カーシェアリング車両が単なる道具としての車から、個性的な車へと選択の幅が広がっている流れが見受けられる。例えば、時間貸し駐車場を運営する"タイムス"が展開するカーシェアリングではプレミアムクラスとしてBMW「116i」、「ミニ」やVW「ゴルフ」、「ポロ」、ホンダ「CR-Z」、日産「リーフ」など、個性的な新車をラインナップしている。これらの車を設定することで単なる足としての車というだけではなく、その車に乗りたいからカーシェアリングに入る、もしくは利用するという新たなカーシェアリングのスタイルを確立しつつあるのではないだろうか。このような乗りたくなるような車両の需要増加も「KOBOT π mini」の実用化を後押しすることになるだろう。超小型のEVという特性を生かして今までの車では走れなかったような場所に是非設置していただき、新しいわくわくするようなカーライフを創造して欲しいと思う。


「KOBOT π mini」


東京モーターショーで公開された「KOBOT」シリーズ

KOBOT公式サイト

Related Gallery:EVEX2012 KOBOT π mini


【PR】日産リーフの購入を考える前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べよう!