9月19~21日に東京ビックサイトで開催された電気自動車技術展"EVEX2012"にて、EV部品等を手がける"TGMY"が"超小型EV用プラットフォーム"を公開した。このプラットフォームを使って自分好みのボディを乗せれば、クーペやセダン、トラックでも自由自在に想いのままのEVを作ることが可能になるということだ。

以前にも紹介したが"TGMY"は光岡自動車の「ヒミコ」をベースとして開発したEV「TGMY Himiko」で1充電あたりの航続距離550kmを達成するなどコンバージョンEVでも実績のあるメーカーである。写真の試作車両は、先ほどのプラットフォームにオリジナルのボディを架装しており、一人乗りのミニカーとしてナンバーを取得している。そのためこのまま公道を走行する事も可能なのだ。内装はカーボン調の素材を使用するなどライトウエイトスポーツカーを思わせる仕上がりとなっている。今回の出展はスポーツカーの架装となっているが、架装次第でトラックにもRVにも仕上げられるのがこのプラットフォームの醍醐味だ。


このプラットフォームには、シャーシの他、モーター+ギアボックスの駆動システム、サスペンション(フロントWウイッシュボーン、リア新方式)、ブレーキ(フロントディスク、リアドラム)に加えて、3種類の電池(リチウムポリマー電池、EV用鉛酸バッテリー、バイポーラ電池)が選べるようになっている。ボディサイズは現在国土交通省が検討中の超小型モビリティの規格に適合する大きさに将来的にはしたいということであるが、現在その規格が定まっていないため、現状の試作車はミニカー規格の1人乗り仕様の最大サイズで製作されている。

スタッフによると発売時期は超小型モビリティの規格が定まって2人乗りとして発売可能な時期に、価格については、先日紹介したトヨタ車体の「COMS」が約66万円ということもあるので、ボディが無い分安くしないとならないため、30~40万円位で提供したいとのことだ。このプラットフォームが登場することで今まででは考えられないような新しいEVが登場するのは間違いない。まずは国土交通省の超小型モビリティの規格が定まるのを待ちたい。

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