【レポート】NYのメルセデスの旗艦店で人種差別的な落書き 連邦裁で起訴に
人種差別があったと抗議した従業員2人を不当に解雇したとして、ニューヨークにあるメルセデス・ベンツのディーラー、メルセデス・ベンツ・マンハッタンが連邦裁判所に起訴されていることが分かった。

アメリカの車情報サイト『Automotive News』によると、元従業員のアフリカ系アメリカ人、バーネル・ガイトン氏とアンドレ・グラマー氏は、ディーラー内にある従業員専用トイレの仕切り板に落書きを発見。首をつった人物の絵の下にガイトン氏の名前が書かれており、更に卑猥な落書きに加え、人種差別的な言葉が刻まれていたという。

ガイトン氏は2008年に整備担当部門のディレクターとして採用されたが、「入社当時からアフリカ系アメリカ人がリーダーになることをよく思わない者がいるという社内の噂を聞いていた。勤続して2年目から突然、(前述のような)落書きが始まった」と話す。

ガイトン氏とグラマー氏はすぐに上司にこの落書きがあることを報告し、その対処を求めたところ、会社側は落書きを消す作業を行ったという。ところが、その後、同じような落書きが再びトイレに描かれ、両氏が再び対処を求めたところ、解雇を言い渡されたという。

メルセデス・ベンツ・マンハッタンは、米国内で唯一メルセデス・ベンツUSAが直営する旗艦店だ。この件に関して同ディーラーは「メルセデス・ベンツ・マンハッタンでは包括的かつ協力的な労働環境を提供しており、今回の件は別の理由で解雇された元従業員と、それに便乗した元同僚による根拠のない申し立てだ」と不当解雇の事実を否定している。

オートブログでは、訴訟の行方を引き続き見守りたい。

By Chris Tutor
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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