BMW、主力モデルにクリーン・ディーゼルを搭載した「320d Blue Performance」を日本で発売!
BMWは、主力モデル「3シリーズ」に直列4気筒ディーゼル・ターボ・エンジンを搭載した「320d BluePerformance」の日本導入を決定。注文受け付けを開始した。あのイギリスの人気自動車番組「トップ・ギア」で司会を務めるリチャード・ハモンド氏も大絶賛したというモデルが、日本でも買えるようになるのだ。

国土交通省が2008年に制定した主にディーゼル車に対する排出ガス規制、いわゆる「ポスト新長期規制」は、"世界で最も厳しい排出基準" と言われている。このため、「ヨーロッパではディーゼル車が大人気」と度々聞かされながらも、なかなかあちらで主流のモデルに日本で乗ることは難しかった。

これまで、日本で買える(乗れる)ディーゼル・エンジン搭載のヨーロッパ車がなかったわけではない。BMWでは「X5 xDrive 35d」を今年の春に発売しているし、メルセデス・ベンツはそれより前の2010年から「E350 BlueTEC」を販売している。ただしそれらのディーゼル車は、排出されるNOx(窒素酸化物)を分解するために、「SCR(選択触媒還元」システムというものを採用していた。これは「アドブルー」と(ドイツ自動車工業会で)名付けられた尿素水溶液をタンクに貯蔵してクルマに載せ、これを排気中に噴射して熱分解・加水分解反応によってアンモニアを生成し、このアンモニアでNOxを窒素ガスと水蒸気に還元するというシステム。噴射すれば尿素水溶液は減るわけで、また減らなくても有効期限があるから、走行距離2万km程度で補充、あるいは2年で交換する必要があった。もちろんコストも手間も掛かるし、燃料以外に尿素水溶液を25リッター(満タン時)も積んで走らなければならない。



ところが、今回発表された320d BluePerformanceでは、「最先端の排出ガス処理技術であるBMW BluePerformance テクノロジー」によって、後処理なし・メインテナンスフリーのクリーン・ディーゼルを実現。具体的には、まずDPF(粒子状物質除去フィルター)によって、黒煙やすすの主成分である排出ガス中の粒子状物質をフィルターに吸着させ、エンジン制御によって燃焼・除去。NOxの方はというと、「NOx吸蔵還元触媒」が排出ガス中のNOxを触媒内に一時的に吸蔵した後、水、窒素、二酸化炭素に還元して排出するという。これらの技術を用いることで、日本のポスト新長期規制に適合できるそうだ。



そんなBluePerformance テクノロジーを採用した排気量1,995ccの直列4気筒ディーゼル・エンジンは、燃料直噴技術であるコモンレール・ダイレクト・インジェクション・システムと、可変ジオメトリー・ターボチャージャーの組み合わせにより、最高出力184psと最大トルク38.7kgmという「6気筒ガソリン・エンジンに匹敵する力強い走り」を発揮しながら、8速オートマティック・トランスミッションやエンジン・オート・スタート/ストップ機能、ブレーキ・エネルギー回生システムなど、お馴染みの "効率追求技術" の助けも借りて、19.4km/リッター(JC08モード)という燃料消費率を達成するという。これは「クリーン・ディーゼル・モデルにおいて国内No.1」となる「圧倒的な低燃費」だそうだ。



価格は、ベースモデルとなる「320d BluePerformance」が470万円。この他にガソリン・エンジンの3シリーズ同様、内外装のトリム・装備によって「Sport」「Modern」「Luxury」という3種類の「デザイン・ライン」モデルが用意され、こちらはいずれも490万円となっている。それぞれガソリンの「320i」より20万円高いという価格設定だ。さらに、現行型の3シリーズ・セダンでは、4輪駆動の「320i xDrive」か「アクティブハイブリッド」でしか選べなかった「M Sport」(画像:下)も設定される。外観やサスペンションなどに専用のスポーティな装備が付く上に8速ATも「スポーツAT」になり、価格は514万円。なお、この320d BluePerformanceの注文受付は8月22日に始まっているが、納車は今年9月からの予定となっている。



いよいよ日本でもディーゼル・エンジン搭載のヨーロッパ車が選べる時代になって来たようだ。次はこのBluePerformanceテクノロジーが、BMWと同じグループの「MINI」にも採用されることを期待したい。200万円台でディーゼルの輸入車が買えるようになれば、他のメーカーやインポーターもより積極的に動き出すかも知れない。並行輸入車を扱うショップでは、小排気量のディーゼル・エンジンを積んだイタリア車をすでに販売しているところがいくつかある。環境のことだけではなく、低回転で太いトルクは小型車にこそ恩恵が大きいはず。
国産車では日産の「エクストレイル」やマツダの「CX-5」に続いて、間もなく「アテンザ」が登場する。クリーン・ディーゼルを巡る今後の動向に注目したい。


BMW JAPAN : 320d BluePerformance

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