【ビデオ】トヨタUKが新CMを公開!虚構の世界で「86」を手に入れた男が向かうその先とは!?
トヨタは、ヨーロッパにおける「GT86(日本名は単に「86」)」の発売に合わせて、「ザ・リアル・ディール」と名付けたキャンペーンを展開。新たに制作された90秒のTVコマーシャル・フィルムを16日に公開した。偽りだらけの人工的な世界で「86」を手に入れた彼がとった行動とは!?

そこはコンピューター・グラフィックスで作られた虚構の世界。自動車の運転も高度に自動化されている。そんな街で「生きていること」が実感できない彼は、ある古びた倉庫を訪れる。おかしな物が溢れ、おかしな管理人がいるその倉庫の中には、布を被った1台のスポーツカーが置かれていた。彼はその布をまくり上げ、現れた赤いGT86に乗り込むと、管理された偽りだらけの街を疾走し始めるのであった。



トヨタは巨額を投じたこのキャンペーンの制作を、大手広告代理店「サーチ&サーチ・ロンドン」社に依頼。虚像と実像が入り混じった映像は、スタン・ウィンストンとジェームズ・キャメロンが設立したハリウッドのCG制作スタジオ「デジタル・ドメイン」社によるものだ。GT86が走り出すと同時にバックに流れ始める音楽は、エディット・ピアフが1960年に歌った「Non, je ne regrette rien」という曲(のカバー)。「水に流して」という邦題が付けられていたが、言葉通りに訳すと「いいえ、私は何も後悔しない」という意味になる。



GT86をドライブすることで、初めて生きていると実感することが出来た彼を、「偽りに満ちた管理社会」は制止しようとする。追っ手を振り切り、ゲートを破って、彼はその閉ざされた世界の外へ向かう。荒野に延びる一本道を走り続け、虚構の街から遠ざかっていくと、道端には「危険:ここから先は世界の果て」と描かれた看板が。そして彼は、果てしなく続く巨大なフェンスが立ち塞がる場所に辿り着く。意を決してアクセル・ペダルを踏み込み、声を上げながらフェンスに向かって突き進む彼とGT86の運命は...? とまあ、この先は(きっと想像がつくだろうが)ビデオを観てご自身の目で確認していただきたい。



このビデオで個人的に面白いと思った点は、「虚構の街」に住む人々が乗る「ドライバー・アシスト」の発達した白くて無機質な自動車こそ、これまでのトヨタ車が目指していた乗り物ではないだろうか、と思えて仕方ないことだ。86で壁を打ち破ろうとしているのは、当のトヨタ自身ではあるまいか...!?



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