【ビデオ】高級PHV、フィスカー「カルマ」がまた車両火災! その原因とは?
アメリカで昨年12月に発売された高級プラグイン・ハイブリッドカー、フィスカー「カルマ」が先日、また車両火災を起こした。今回はその火災の様子を収めたビデオを入手したので、事の経緯とともにご紹介しよう。

車情報サイト『Jalopnik』によると、カルマに火災があったのは今月10日、カリフォルニア州ウッドサイドの駐車場。オーナーのバーガーさんが買い物を終えて戻ってくると、すでに車が燃えていたという。すぐに消防隊員が駆けつけたため、ケガ人もなく、運転席側のフロント部分を焼失しただけで済んだようだが、実は5月にもテキサス州で同車が火元と思われるガレージ火災が起きており、発火の原因は不明とされている。

事故直後、情報誌『Wired』がフィスカー社からのコメントを掲載。同社は「一般的に、電気自動車の発火事故と聞くとバッテリーや高圧電流のパーツが原因と思われがちだ。しかし、過去にバッテリーが原因の火災は起きていない。さらに、カルマに搭載しているA123システムズ製バッテリーは室内の中央部分に設置されているが、今回の火災による損傷は車体フロント部分に集中している。そのことからもリチウムイオンバッテリーや電気モーターよる発火ではないと考えている」としていた。

その後の詳しい事故調査の結果、出火元はバッテリーや新テクノロジーを駆使したパーツ、エグゾーストシステムではなく、エンジンルーム周辺にあったことが判明。フィスカー側はメディアに対し、「大きな心配には及ばない」とコメントしている。 しかし、National Fire Protection Association(全米防火協会)発表の統計によれば、国内にある2億5千万台の乗用車のうち、自然発火が原因の火災に見まわれた車は、年平均で600台以下となっている。その確率から考えると、販売台数が約1,000台というカルマが、ここ4か月の間に2台も火災事故を起こしているというのは、いささか不安を掻き立てられる状況ではある。1日も早く原因を解明してもらいたい。

それでは、フィスカーからのプレスリリース(英語)と、カルマが出火している瞬間をとらえた映像をご覧いただきたい。



By Autoblog Staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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