8月11~13日に東京秋葉原のUDXにて開催された"みんなのエネルギーフェスタ2012"では、様々なアプローチで次世代のエネルギーに対しての展示、体験イベントが行われた。株式会社MIRAIのブースでは2012年イギリス王室自治領マン島で5月下旬から行われたマン島TTレースの電動バイククラスである「SES TT Zero Challenge」に出場へ向けて開発されたEVレーサー「TT零12」が展示された。

当たり前のことではあるが電動のためエンジンやマフラーもなくスッキリしたレイアウトとなっている。エンジン音のないレースの迫力はどうだったのだろうか。今後はエンジン音のない静音レースもあたらしいレースの形となっていくであろう。肝心のレースの結果はモーターのトラブルによるリタイヤとのことで残念な結果となったようだ。ちなみに先日もお伝えしたが、日本勢ではTEAM無限の「神電」が2位という結果を残した。その他のモビリティの展示としては、電動シニアカー「パルパル」、電動自転車「ギュット」、「モビエイト」、セグウェイ、ベロタクシーなどが一同に会し た。また、イベントとしては"太陽エネルギーを使った電子ピアノミニコンサート"や"電動バイクパフォーマンス"も開催され、今までのエネルギーや動力に 頼らない新しいライフスタイルを体感する機会となった。



今回のイベントでは様々な体験できる催しがあり、その1つとして電動アシスト自転車をベースとして作られたベロタクシーの無料乗車会も開催された。今回は秋葉原の町並み周回するコースとなっており、普通のタクシーとは違うゆっくりとした速度で町並みを観光することができた。ドライバーによるとこの車両は重さが120kg程度あり、風が吹くとかなりあおられるとのことで強風時や雨の日の運行はできないとのこと。今回特別に配車されたベロタクシーであるが、普段はスカイツリーの下を運行しており、30分1500円でいろいろなところからのスカイツリー見物ができるということだ。主に乗車するのがご老人や子連れファミリーとのこと。交通弱者には次世代のモビリティが大きな存在となることをあらためて実感させられた。百聞は一見にしかずと言われるが、興味のある方は是非一度乗車してみて欲しい。新たな目線で町並みを散策できること請け合いだ。



発電関係の展示も数多く出展されており、駅の屋根に設置する透明な液晶ソーラーパネルや小規模水力発電、温度差発電、振動発電などの実体験できる模型等が用意された。いずれの発電方法も大きな電力を発生できるものではなく、今後の発電の方向性としては地産地消型へ向かうのではとの印象を受けた。国のエネルギー政策の方向性が揺れているが、安心、安全で安定した電力を供給できる次世代エネルギーシステムを一日でも早く構築してもらいたいところだ。
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