スズキ、9月のパリ・モーターショーで発表するクロスオーバー車「S-Cross」を事前にチラ見せ!
スズキは、9月27日に開幕するパリ・モーターショーにおいてCセグメント・クロスオーバー車のコンセプト・モデル「S-Cross(Sクロス)」を世界初公開すると発表。そのイメージ・スケッチとヘッドライト周辺のティザー画像を公開した。

イメージ・スケッチを見ると、S-Crossは5ドア・ハッチバックのボディに、車高を上げた足回りと、バンパーにはアンダーガードが備わる、乗用車ベースのライトなSUVであるらしい。Cセグメントということだから全長は4.2m〜4.5m程度に収まり、エンジンは1.4〜2.0リッターあたりになるだろうか。スズキの4輪車ラインアップには現在、このクラスのモデルとしては「クロスオーバーSUV」というよりも「やや車高が高いハッチバック」に近い「SX4」があるが、S-Crossは(名前から見ても)このSX4の後継車となるのかも知れない。

SX4のデザインは、イタルデザインのジョルジェット・ジウジアーロが担当したということで一部で話題を呼んだ。S-Crossもその辺りにはかなり力が入っているようで、今回発表されたプリスリリースでは

フロントバンパーからサイドのドアを抜け、リヤまで伸びた抑揚のあるダイナミックなキャラクターラインに象徴される「Emotion(躍動感)× Quality(上質感)× Aerodynamics(空力性能)」というデザインテーマと、「安定感」や「塊感」を感じられるデザインを融合させることで先進的なクロスオーバー車を表現するデザインとしている。

と、短いセンテンスの中に「デザイン」という言葉を3回も使って強調している。下の画像はティザーとして公開されたヘッドライト周辺。未来的とも有機的とも言えそうな凝ったデザインはコンセプト・モデルならではのものと思われるが、「先進的なクロスオーバー車」を作ろうという、スズキの意気込みは感じられる。



ところでスズキは、2011年6月に、フィアット・グループのFPT社(フィアット・パワートレイン・テクノロジー)から1.6リッター・ディーゼル・エンジンの供給を受けることで同社と合意したと発表、これを2013年からハンガリーで生産される新型車に搭載する予定であることを明らかにしている。そのプレスリリースの中で、「当該エンジンは、スズキの技術的特長である軽量で走破性に優れた四輪駆動システムを活かす上で相性が良く」と言及していることから、その新型車がSUVもしくはクロスオーバー車であることが分かる。つまりS-Crossは、単なるコンセプト・モデルで終わることなく、2013年にはフィアット製1.6リッター・ディーゼルを(少なくともヨーロッパ仕様では)搭載し、市販モデルとして発売されるであろうという推測が成り立つわけだ。

1ヶ月半後、正式発表された際には、現地からの写真も添えてより詳しい情報がお届けできるはずだ。手頃なサイズのクロスオーバーSUVをお探しの方は、もう少し待ってみてから車種選定されてはいかがだろう?

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