8月4~5日に東京ビックサイトで開催された東京オートスタイル2012では、100台の限定車で、たった7分で売り切れたトヨタiQ」の "メーカー純正チューンドカー「iQ GRMN Supercharger」が初めて一般公開された。この車両は2009年に100台が限定で発売された「iQ GAZOO Racing tuned by MN」に次ぐ第2弾車両ということになる。


この車両は以前お伝えしたとおり、開発したのは、トヨタの社内テスト・ドライバーたちを中心にモータースポーツ活動および車両開発を行う「GAZOO Racing」であり、車名にあるGRMNとは「GAZOO Racing tuned by MN」の略である。詳細の情報については"こちら"で確認して欲しい。

実車を目の前にして感じたのは、ノーマルの「IQ」とは全く別物と思えるレーシーな存在感だ。ノーマルの「iQ」が街乗り用のおしゃれなタウンモビリティという印象に対し、この「iQ GRMN Supercharger」は明らかに只者ではないという存在感と走りへの強い想いが感じとれる。特にリヤからのスタイルはGTカーを想わせる迫力のデザインとなっており、このスタイリングを見て購入したくなる来場者は多くいたであろう。すでに完売という点が悔やまれる。前回の車両が発売後1週間で完売だったが、今回はたったの7分。ある意味幻といっていいぐらいのスピードで完売してしまったのだ。そんな「iQ」ではあるが、「iQ」の販売台数は今年に入っては100-300台/月といったところ。当初の月間販売予定数は2500/月だったのでかなり苦戦していると思われる。同じようなコンセプトの車で「スマート フォートゥー」があるが、今年の6月の登録台数で比較すると「iQ」が154台に対し「スマート」が287台となり、大きく水をあけられているのも事実である。「アストンマーチン」のベース車両としても「iQ」が採用されるなどベース車両としては非常に魅力的であることは疑う余地はない。そんな「iQ」に足りない部分は、ハードというよりはソフト、つまりその味付けやストーリー性ではないだろうか。今回完売した「iQ GRMN Supercharger」はそのソフトの魅力が非常にあったということであろう。次回は100台限定とは言わず、魅力的なコンセプトで別のモデルの登場を期待したい。


ちなみに会場内には別のブースではあるが「アストンマーチン シグネット」も展示され、注目を浴びていた。

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