【レポート】車の生産量が10年で2倍に! 九州は「日本のデトロイト」という米のレポート
長引く円高により、日本の国内産業は非常に苦しい状況に追い込まれている。しかし一方で、九州ではクルマの生産量が2001年から2011年にかけて2倍に増えたという。今回は日本の"デトロイト"になりつつある九州の現状について書いたアメリカのレポートをお伝えしよう。

日産は最近、「ノート」と「キャラバン」の生産ラインを九州に移し、同社の国内生産の半分は九州で行われることとなった。またトヨタも九州における生産量を以前の6倍に増やしている。これにより、2010年から2011年にかけての九州におけるクルマ生産量は、前年よりも21パーセント上昇したという。

ここまで九州が脚光を浴びている理由は、人件費の安さ、調達部品の安さ、新工場で効率よく生産できること、の3つが挙げられる。人件費は、トヨタや日産が今まで拠点としていた愛知や神奈川より約1割安いという。また韓国に近いことから、安価な部品が調達しやすいとのことだ。

現在、日本と韓国の両政府は韓国ナンバーの車両が日本の道路を走れるよう道交法の改正を検討しているという。韓国から部品を積んだトラックが船で到着する際、日本のトラックに積み替える手間を省くことができれば、大幅なコストダウンにつながるからだ。しかし、韓国から安価な部品が簡単に輸入されてしまうと、九州の部品工場を脅かしかねないとの懸念も広がっている。今後の動向が気になるところだ。

By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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